15日午後3時15分ごろ、福岡市西区沖の能古島(のこのしま)北東の波打ち際で成人とみられる女性の遺体の一部が見つかった。手足や頭がない状態で、県警は死体遺棄事件として西署に捜査本部を設置した。
捜査1課によると、貝掘りをしていた地元住民が、海岸に打ち上げられた遺体を発見。知人を通じて県警に通報した。見つかった遺体は、腰の付近。県警は遺体は鋭利な刃物で切断されたとみている。県警は16日に司法解剖して死因を調べる。
能古島は博多湾の中央に浮かぶ離島で、周囲約12キロ。福岡市西区の港からは渡船で約10分。自然公園「のこのしまアイランドパーク」などがあり、四季を通じて観光客が訪れる。