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間もなくスタートのファミレスバイトコメディー

2010-03-17 23:29

「WORKING!!」より福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、小野大輔、神谷浩史という豪華メインキャスト6人が集合!

 北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」を舞台に、個性的すぎるアルバイト店員たちの活躍(!?)を描くアニメ「WORKING!!」が、4月より読売テレビ、TOKYO-MX、中京テレビ、札幌テレビ、AT-Xにて放送が開始される。
それに先駆けて、メインキャラクターを演じるCV6人へのインタビューを敢行。
作品の見どころや演じるキャラクターへの思い入れをうかがってみた。

――演じられるキャラクターの紹介と、その魅力について教えてください。
小鳥遊宗太役・福山潤
「小鳥遊は高校生で、一見、人のよさそうな顔をしているんですが、言葉遣いは粗野ですね。まったく歯に衣着せずに、バカな人に『バカ』と言えるところが魅力であるのかなと思います」
佐藤潤役・小野大輔
「ワグナリアのキッチン担当ということで、料理も出来ますし、とても仲間思いな心の優しい人です。ただ、とてもぶっきらぼうで、口数が少なくて、自分を表現することが非常に苦手ですね。そのシャイなところ、不器用なところというのは欠点でもあるんですけど、魅力なのかなと思っています」
相馬博臣役・神谷浩史
「相馬は厨房担当だけれども、まったく仕事をしないタイプの人ですね。なぜかというと、相馬以外の人たちが相馬の仕事をやってくれるからです。理由はいろいろあるんですけど、彼が働いているところは誰も見たことがないくらいの勢いです。とにかく、いろんな意味でいい性格の人ですね」
種島ぽぷら役・阿澄佳奈
「ぽぷらちゃんは『WORKING!!』のマスコットキャラクター的な、ちっちゃくてかわいらしい、ちょこまか動く感じの元気な女の子です。まわりをうまいこと取りもちたいというような、おばちゃん気質もありつつ、いろいろと動き回っています」
伊波まひる役・藤田咲
「まひるちゃんは、ひと言で言うならば男性恐怖症の女の子です。男性恐怖症というと、普通だったら男の人とお話が出来ない内気な子みたいなイメージだと思うのですが、そんなことはまったくなく、男性が恐ろしいがゆえに殴ってしまうということで、男性の皆さんには多大なるご迷惑を毎回おかけしている次第です(笑)」
轟八千代役・喜多村英梨
「八千代はワグナリアのホールチーフに当たります。なので、たぶんこのメンバーの中では一番しっかりしているはずであろう空気を漂わせながら、店長の杏子さんのことになると周りが見えなくなってマシンガントークを始めるという、おっとりしているイメージなのかと思いきや、アグレッシブなところがあるようなキャラクターです」

――キャラクターとご自身とで、似ているところはありますか?
福山
「ちっちゃいものは適度に好きですね。人間の器量がちっちゃい人も実は嫌いじゃないです。そういう人とはなるべく関わりたくはないんですけど、傍から見ているぶんには好きです(笑)」
小野
「僕もこういう仕事をしているにもかかわらず、自分をうまく言葉で表現するのは苦手ですね。役を演じているときはストレートに声を出すことが出来るんですけど、自分の考えを表に出すとなると、やっぱり遠慮してしまうところがあるんです」
神谷
「あんまり似ているところはないですね。似ていても困るので『ない』と書いておいてください(笑)」
阿澄
「私自身もちっちゃいイメージがあるとよく言われるんですけど、残念ながらちっちゃくはないです。ちっちゃい存在にはあこがれますね。ちょっとおせっかいなところは似ているかもしれないです」
藤田
「私は女子校出身なので、どちらかというと女性のほうが話しやすかったりするところは似てるかなと思います。まひるが男性嫌いをどう克服していくか?というのがストーリーの根本にあるので、いっしょに成長していけるかなと思っています」
喜多村
「一直線で、一方通行なテンションには私と通じるものを感じます。でも、意外と周りを見ることをしているところもあって、そういうところは大人だなと思って、見習いたいと思います」

――「WORKING!!」はファミレスが舞台の作品ですが、皆さんはどんな場所でのアルバイト経験がありますか?
福山
「たこ焼きと回転焼きとお好み焼きと焼きそばをいっぺんに焼くお店でアルバイトしていました。その前は新聞配達をやっていて、命の危険に三度ほどさらされました(笑)」
小野
「僕はそんなに数はやっていないんですけど、某白木屋と某笑笑という居酒屋でバイトしていたことがあって、なぜか両方とも揚げ物担当をしていました(笑)」
神谷
「うどん屋さんでアルバイトをしたことがあります。厨房だったんですけど、ずっと皿洗いばかりしていましたね。うどんを茹でているときに菜箸を落としちゃって、『あっ!』と思って手でパッと取ったら大やけどをしちゃったということもありました」
阿澄
「私の初アルバイト経験はファミレスのホールでした。すごく張りきってやっていた覚えがあります。なので、『WORKING!!』をやっていると懐かしくなってきますね」
藤田
「私は事務のバイトをしていたんですけど、ほとんど行かなかったので、『藤田さんに会えると、その日はいいことあるかもしれない』と言われるまでのレアキャラ的な地位を確立しました(笑)」
喜多村
「パソコンのデスクワークをしようと思って面接を受けたら、なぜか梱包作業に回されました。そのうちに私が声優をやっていることが知られてしまって、テレアポのほうに回されて、クレーム処理を渡されるようになったんです。そこでは、ひどいクレームとかに対しても自分を押し殺して『大変申し訳ございません』とか言うのが快感になってきちゃって(笑)、1か月くらいでクレーム処理班の長になりました!」

――「ここを見てほしい!」という作品の見どころ、ポイントは?
福山
「こんなゆかいな面々がキャラクターたちをわいわいと演じております。男性陣も女性陣も、まんべんなく見せ場がありますね。原作を知っている方は原作のテイストがどのようにアニメになるのか、アニメから入る人はこの不思議な面々の不思議な日常を楽しんでいただければと思います。個人的には女性陣のキャラクターの芝居が大変かわいらしいので、おすすめでございます!」
小野
「本当にそれぞれのキャラクターが、それぞれにぴったりはまっていますね。杏子さん役の渡辺久美子さんは見ていて『どっちなんだろう?』と思うくらい、収録中は目が離せませんでした(笑)。杏子さんほか、大人のチームはすごくいい味を出していて本気で笑えます! 何も考えずに見られるような楽しいアニメになっていますので、ぜひ気軽に見てほしいです」
神谷
「もともとかわいらしいキャラクターたちが、アニメーションで魅力的に動いています。僕はぽぷらを見ていて、『ああ、そうか。これが伝統芸能としての萌えか!』と思って、『阿澄佳奈すげーな!』と感心しました」
阿澄
「おお! 初めて言われました、そんなこと! ありがたい話です。でも本当にキャラクターが生き生きと動いていて、こんなにかわいらしく動かしてもらえると、こちらも楽しく演じることが出来ますね。メインキャラ以外にも個性的なキャラクターがたくさん登場してきて、それぞれが精いっぱいまじめに生きているようなんですけど、その様が不思議とおもしろいというような作品になっているんじゃないかと思います。きっと見終えて、すごく楽しい気分になれるアニメになってると思いますので、ぜひぜひ楽しみにしていてください!」
藤田
「個人的には『恋愛って大変なんだな』というアニメーションです。全編通して、何回まひるが人を殴っているのかをカウントしてみると楽しいと思います(笑)。監督が拳の握り方にもこだわっているという話をしていたので、女の子らしからぬハードな殴り方にも注目していただきたいです」
喜多村
「もちろん女子がかわいいというのはマストなんですけど、私的には八千代を演じていることもあって、佐藤君を筆頭に男性キャラのかわいいところも垣間見えています。原作の男性たちのかわいらしさを増していただいている素晴らしい先輩方のお芝居が、現場では楽しかったです。男の子からの女の子に対する、ピュアで熱い思いがちゃんと描かれていて、毎週いただく台本を、私は少女漫画の新刊を読むみたいに楽しみにしていたくらいです。きっと映像になってからはよりいっそう魅力的になっていると思うので、男性陣もお見逃しなく!という感じです」

記事=仲上佳克


「WORKING!!」公式ホームページ
http://www.wagnaria.com/
(C)高津カリノ/スクウェアエニックス・「WORKING!!」製作委員会