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ドクターヘリ:日本海側で初 県出身の救急医、小林医師が搭乗--来月17日 /鳥取

 ◇空飛ぶERに、小林・但馬救命救急センター長が登場

 ドクターヘリ導入に向けて兵庫県豊岡市の公立豊岡病院但馬救命救急センター長に着任した鳥取市出身の小林誠人医師(41)が17日、記者会見を行い、「日本海側の救急医療体制確立に向け全力を尽くしたい」と抱負を述べた。4月17日午後1時就航予定。

 小林医師は鳥取大卒業後、千里救命救急センター(大阪府吹田市)などでドクターカーに乗務。05年の福知山線脱線事故の際は兵庫県災害医療センター医師として現場指揮にあたった。今年1月に豊岡病院に着任し、就航に向けて準備を進めていた。

 小林医師の働きかけで4月から20~30代の若手救急医4人が着任予定で、計9人の救急医がヘリに乗務する。小林医師は「緊急の場合は現場で開腹手術も行う。事故や急病での救命率が大きく向上する」とドクターヘリの効用を強調した。

 ドクターヘリは鳥取、兵庫、京都の3府県合同事業で全国22カ所目。日本海側では初。各地の消防本部から要請を受けると、医師と看護師を乗せて同病院から半径50キロ圏内のグラウンドや河原など360カ所の着陸地点に最大15分で急行。現場で救急処置後、同病院などに搬送する。【皆木成実】

毎日新聞 2010年3月18日 地方版

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