亀岡市、南丹市、京丹波町の南丹医療圏の中核病院「公立南丹病院」(南丹市八木町)の産婦人科が昨年8月から常勤医1人の産休に伴い分娩(ぶんべん)受け入れ数を制限していた問題で、府は17日、府立医大付属病院所属の医師が4月1日に常勤として着任し、制限が解除されると発表した。
南丹病院によると、常勤医3人でこなしていた月40件前後を、1人減のため里帰り出産を中心に10件程度減らした。09年度は08年度比65件減っている。西田勇人事務局長は「医師が確保できてうれしい。以前のレベルに戻して対処していきたい」と話している。【太田裕之】
毎日新聞 2010年3月18日 地方版