03/18 11:56 更新
福岡市の能古島で女性の切断遺体が見つかった事件で、女性の自宅に争った跡がないことなどから顔見知りによる犯行の疑いがあることが警察への取材で分かりました。遺体で見つかったのは、福岡市博多区の会社員、諸賀礼子さん(32)です。遺体は下腹部から足の付け根までの部分で、2カ所のあざがあったということです。警察によりますと、諸賀さんは今月5日の夜から6日の朝にかけてトラブルに巻き込まれたとみられ、部屋の窓ガラスが割られていました。近所の人によりますと、行方不明になる前にアパートから男女の言い争う声が聞こえたということです。部屋には争った跡がなく財布も残されていました。また、預金通帳から現金が引き出された形跡もないことから、警察では、顔見知りによる犯行の疑いがあるとみて、捜査を進めています。