2010年3月18日 9時37分更新
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、政府が、沖縄県うるま市のアメリカ軍基地ホワイトビーチ沖合を埋め立てて滑走路を造ることが可能かどうか検討していることについて、17日夜、地元への移設に反対する市民らが集まり3月25日に集会を開き政府に移設反対を訴えることを決めました。
政府は、普天間基地の移設問題で、沖縄県うるま市のアメリカ軍基地ホワイトビーチと津堅島の間の海などを埋め立てて(つけんじま)滑走路を造ることが可能かどうか検討しています。
これについて17日夜、うるま市の公民館で地元への移設に反対する市民ら30人あまりが集まり対応を協議しました。
この中で津堅島出身の85歳の男性は(つけんZ)「新聞を見て、怒り心頭で、悲しい思いの限りだ。なぜ、のどかで平和で癒やしの島に危機が到来するのか。基地建設はあってはならない」と述べました。
そして協議の結果、市民らは3月25日に集会を開き、政府に移設反対を訴えることを決めました。
うるま市では島袋市長も移設に反対する考えをすでに表明しています。