一昨日、16日付の産経新聞は政治面で「釣り三昧でリフレッシュ」という見出しで、民主党の小沢一郎幹事長が14日に八丈島を訪ね、漁船に乗って趣味の釣りを楽しんでいたことが分かったという、ささやかな独自記事を載せていました。小沢氏は本当に釣りが大好きなようで、国会をさぼって釣りに行ったというエピソードは以前からよく聞く(同行者からも)ところです。
で、それに関連する話なのですが、私は2009年1月9日のエントリ「国会で追及された小沢不動産売却問題について」( http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/866368/)で、小沢氏の資金管理団体「陸山会」が07年秋、東京都港区のマンションの一室を同区の「D建設」という会社に1300万円で売却し、その後、この会社がなぜか購入価格より120万円も安い1180万円でその部屋を売りに出したという件を取り上げました。
この会社は当時、7000万円を年利15%の高利で借りている状況なのに、小沢氏が代表を務める民主党岩手第4選挙区支部に05年、06年には100万円ずつ寄付しているし、一体なんなんだろうという疑問についてでした。その後、日々の雑事に追われ、この件はほとんど忘れていたのですが…。
ところが昨夜、小沢氏に詳しい某氏と話をしていて、いきなりD建設の話が出てきたのです。それは、「D建設という小さな会社の社長と小沢氏は釣り仲間で、一緒に八丈島に行ったりしている」という内容でした。彼は、D建設が小沢不動産の一つを購入していたことは知らなかったので、二人で「なるほどそんなことがあったのか」と妙に納得した次第でした。
小沢シンパが釣り仲間になったのか、釣りを通じてシンパになったのかなど細かいことはよく分かりません。でも、場所はいいとしても、築30年近くのわずか17平方メートル弱の物件を、仲間に高く売りつけるなよと、余計なお世話でしょうが、そんなことを思ったのでした。
by nihonhanihon
小沢不動産の売却先は小沢氏の…