金総書記余命3年と発言か 訪韓時に米次官補【ソウル共同】17日付の韓国紙、朝鮮日報は、キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が2月に韓国を訪問した際の非公開の懇談会で、北朝鮮の金正日総書記の健康状態について「すべての医学的情報を総合すると(余命は)3年程度と考える」と述べたと報じた。複数の消息筋の話という。 次官補が具体的な根拠を示したかどうかについては伝えていない。同紙によると、懇談会は2月3日に在韓米国大使館で行われ、北朝鮮で高い地位にあった脱出住民(脱北者)や駐韓米国大使らが出席。北朝鮮情勢や金総書記の後継問題について意見交換した。 昨年8月にクリントン元米大統領が訪朝した際、クリントン氏の医師も同行しており、医学的な見地から金総書記の健康状態を観察したとみられている。 【共同通信】
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