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【格闘技】

興毅 真央ちゃんをKOや 27日世界戦で視聴率バトル

2010年3月18日 紙面から

公開練習で鍛え上げた肉体を披露する亀田興毅=東京都葛飾区の亀田ジム

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 真央ちゃんを“KO”や! WBC世界フライ級王者で亀田3兄弟の長男興毅(23)=亀田=が17日、テレビ視聴率での「打倒浅田真央」を宣言した。興毅はこの日、同級暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(32)=タイ=戦へ向け、東京都内のジムで練習を公開、スパーリングは行わず、2ラウンドのミット打ちを見せた。

 視聴率男の闘志に火がついた。試合はTBS系列で「春の2大格闘まつり!!」(19時〜20時54分)の番組内で生中継されるが、同時間帯にはフジテレビ系で「世界フィギュアスケート選手権(女子SP)」、日本テレビ系で「巨人−ヤクルト」とスポーツの看板番組がズラリと並ぶ。興毅は自信満々に言い放った。「真央ちゃんやな。五輪の流れがあるけど、視聴率では負けませんよ。真央ちゃんは敵ではないし、応援してたけど、同じ時間帯やからな」

 興毅はこれまで3度の世界戦を行い、いずれも30%以上の平均視聴率をマーク。内藤大助戦(43・1%)は、昨年の全局全番組の中でトップの数字をはじき出した。一方のフィギュアは、バンクーバー五輪の女子フリー(2月26日)で平均36・3%を記録。ことしの最高視聴率だ。

 「ヨナと真央ちゃんより、興毅とポンサクレックの方が魅力的なカードだと思う。負けへんくらいのいい試合しますよ。もちろんKO狙うしな」。テレビ視聴率も“KO”勝ちを目指して、興毅は好ファイトを約束した。 (森合正範)

 

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