11年7月地デジ放送完全移行 札幌市が全校に50インチ液晶テレビを導入

7326台、25億円。

 

液晶テレビ

 各校が使う50インチプラズマテレビ
(写真提供:札幌市教育委員会)

 

 2011年7月24日の地上デジタル放送の完全移行まで、あと494日。現在、札幌の市立学校と幼稚園には液晶テレビが搬入されている。

 文部科学省は、子どもの学力向上とIT活用能力の向上を図る目的で、今年度補正予算に「学校ICT環境整備事業費補助金」1996億円を計上した。学校ICT環境整備事業は、全国の学校にデジタルテレビ、電子黒板、アンテナ工事、コンピュータ、LANを整備する。この事業によって08年3月に約1%だった学校のテレビのデジタル化は100%実現する。

 札幌市は3月末までに50インチの液晶またはプラズマテレビ計7326台、幼稚園(各園1台)、小・中学校(全普通教室と一部の特別教室)、高校・特別支援学校(現有分の置き換え)に導入、25億2021万円の予算を投じる。

 また、校務用と教育用のパソコン1万2757台(14億4400万円)、電子黒板347台(2億4280万円)も年度内に各校に導入する。(文・東)

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