岡山放送局

2010年3月17日 18時52分更新

ボランティアと高齢者の集い


地域の女性たちと高齢者が集って、警察の担当者から振り込み詐欺の被害にあわないための心構えなどについて話しを聞く教室が、17日新見市で行われました。

この教室は、新見市の正田地区の女性たちで作るボランティアグループが開いたもので、会場の正田ふれあいセンターにはグループのメンバーと地域のお年寄り、あわせて60人が集まりました。
はじめに新見警察署の生活安全課の担当者が、振り込め詐欺の被害にあいそうなときは、自分1人で考えないで近所の人や家族に相談すること、また、すぐにお金を振り込んだりしないことことなど、被害にあわないための心構えを説明しました。
このあと新見市哲多町の主婦5人でつくる「すずらん一座」が、「オレオレ詐欺」や、消防署員のふりをして火災警報器を売りつけたりする「点検商法」の犯行の手口を、面白おかしく演じ、集まった人たちは笑いながらも真剣な表情で耳を傾けていました。
参加者たちは、「日ごろは悪徳商法について何とも思ってなかったが気をつけないといけないと思った」とか「大変参考になりました」と話していました。