ニューヨーク(CNNMoney)
昨年6月に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんの遺産管理団体と米ソニー・ミュージック・エンターテインメントは16日、楽曲販売権契約について合意したと発表した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、契約総額が2億5千万ドル(約230億円)と、音楽業界で過去最高になると伝えた。アルバム10枚や未発表曲、DVD、テレビゲームも契約内容に含まれるという。
またソニー・ミュージックおよび遺産管理団体によると、コロンビア・エピック・レーベル・グループとレガシー・レコーディングが旧譜の権利を引き続き保有するとともに、今年11月に未発表曲を発売する。
遺産管理団体の関係者は、ソニー・ミュージックとのパートナーシップ継続を楽しみにしていると述べた。またコロンビア・エピック・レーベルのストリンガー会長は、マイケルさんが残した楽曲を保護していく姿勢を示し、今後も引き続き世界に届けられることへの喜びを示した。