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切断遺体に複数のあざ、暴行後に死亡か

遺体の一部が見つかった現場周辺の海岸を調べる捜査員ら(16日午前11時29分、福岡市西区・能古島で)=中嶋基樹撮影

 福岡市西区能古の能古島で発見された女性の遺体の一部には、複数のあざがあることが、捜査関係者らへの取材で分かった。福岡県警西署の捜査本部は、女性が暴行を受けた後に死亡し、切断された疑いがあるとみている。

 捜査関係者や遺体を見つけた人によると、遺体は、へそ下から足の付け根までの部分で、500円硬貨ほどの大きさのあざが3〜5か所あった。殴られた跡のように青紫色になっていたという。遺体は20〜40歳代とみられ、死後、数日〜数週間以内とみられる。へそ下の部分と両足の付け根部分の計3か所が、鋭利な刃物で切断されていた。

 遺体は15日午後、博多湾に浮かぶ能古島の北東部にある海水浴場で見つかった。砂浜に打ち上げられており、捜査本部は、博多湾の潮流で漂着したとみて、16日朝から約70人態勢で島の外周部を捜索。見つかっていない頭部や胸部などの発見を急いでいる。

2010年3月16日  読売新聞)
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