制限速度70キロに引き上げ 岡山の国道、全国初岡山県警は12日、岡山市を走る国道2号の約12キロ区間で規制速度(制限速度)を3月31日から現在の時速60キロから70キロに引き上げると発表した。 警察庁は昨年10月、一般道路の規制速度の上限を、安全性の高い道路は時速80キロまで緩和できる新基準をまとめ、全国の警察に見直しを指示。同庁によると、新基準での引き上げは全国初という。 県警によると、対象となるのは大樋橋交差点(同市南区)から君津ジャンクション(同市東区)まで。中央分離帯がある片側2~3車線で立体交差化され、間に信号機は1カ所もない。県警は「県民の要望が大きく、70キロで走っても安全と判断した」としている。 規制速度引き上げに伴い、歩行者や自転車は通れなくなるが、ミニバイクは走行できる。 【共同通信】
|