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阪急沿線のジオラマ…開業100周年、本社1階に
明治43年に鉄道の営業を開始した阪急電鉄が10日、100周年となる開業記念日を迎えた。大阪市北区の阪急本社1階には、大阪・梅田など阪急沿線の風景をあしらった鉄道ジオラマ(風景模型)が設置され、社員や来客らが足を止めて見入っていた。
鉄道ジオラマは縦横約2・7メートル。大阪・梅田の阪急梅田駅をはじめ京都の社寺、六甲山や神戸港、宝塚大劇場などをかたどった模型を配置し、その間を「阪急マルーン」と呼ばれる小豆色で塗装された鉄道車両の模型が快走している。
展示時間は平日の午前9時から午後5時50分まで。「お客さまの反応を見ながら、当面は展示を続ける」(広報部)という。
開業100周年を記念して、阪急はさまざまなイベントを展開。同日から5月5日まで、神戸高速線を除く阪急全線が1日乗り放題となる「1日乗車券」(1千円)を発売。宝塚線では7月末まで、車体に100周年記念の装飾を施した電車を運行している。