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臨床心理士「意識的な演出」と分析

第2部では真紅の衣装にドレスアップして登場の沢尻エリカ
第2部では真紅の衣装にドレスアップして登場の沢尻エリカ
Photo By スポニチ

 【沢尻エリカ仕事復帰】CMの記者会見に純白の衣装で登場し、2年半ぶりに仕事復帰を果たした沢尻エリカを識者たちはどう見たのか。本格的な女優復帰にも意欲を見せたが、国内での映画やテレビドラマ出演は「まだ難しい」との指摘もある。緊張したように何度も深呼吸を繰り返し、丁寧な言葉を使った対応などについて、臨床心理士は「意識的な演出」と分析した。

 沢尻のCM起用について、大手広告代理店関係者は「知名度を上げたいベンチャー企業や、風変わりなPRをしたいケースで起用することは今後も考えられる」という。

 ただ、テレビ界の見方はシビア。放送作家の山田美保子さんは「CMで成功したからと言って、それが今後の女優業につながるとは言い切れない」と指摘。同世代には宮崎あおい(24)、綾瀬はるか(24)、上野樹里(23)ら人気女優が豊富にそろっており「2年半のブランクは大きすぎる。以前の所属事務所との問題もあるので、そう簡単にはいかないでしょう」とみている。

 独立の際、テレビドラマや映画など、女優として演じる仕事は当面しないと約束したとの情報もある。国内の各メディアとも溝は残したままだけに、海外作品が先とみられる。

 一方、この日の沢尻について、臨床心理士の矢幡洋氏は「全般的に地が出るのを抑えており、“意識的な演出”という印象を受ける」と話した。

 会見の冒頭、言葉を選ぶようにゆっくりとあいさつ。文章を短く区切り、文と文の間に10秒以上の間を置くこともあった。「あれだけ間が空くことは、次に話す文章が長かったり、内容が濃い場合はありうる。だが、次の言葉は型通りのあいさつにすぎず、不自然に短かった」と分析。考えごとをする際に通常は上に向く視線の動きも不自然だったという。

 「はー」「ふー」などと息を整えるしぐさも見られた。これには「緊張して委縮している様子を見せて、見る側に余裕や優越感を与える演出では」とも。平身低頭な態度を見せることで「温かく受け入れられようとしている」と述べた。

 時折、はにかんだような笑顔も見せており「ボロが出ないようにと地を抑えているが、ときどき元来の自分に戻り笑顔が出た。後半になるとだんだん抑えが薄らいで、最後の方は間を置かずに言葉が出ていた」という。純白の衣装は「“変えていくんだ”という意思表示」とした。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年03月17日 ]

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