海の中道海浜公園

Thu, May 01, 2008 テーマ:福岡:アウトドア
4月27日は、海の中道海浜公園が無料で入場できる!ということで行ってきました。
ここは名前の通り福岡市東区にある志賀島と陸とを繋ぐ砂州である海の中道にある、国営の公園だ。

遊具なんかもあるし、夏にはプールもオープンするんだけど、花もたくさん咲いているし、実のところ散歩するだけでも結構楽しめてしまう。

海の中道海浜公園
海の中道 入り口



色をテーマにいろんな植物が集められたコーナー

そんな中もで、意外に知られていないのが動物コーナーだと思う。
福岡で動物っていうと、福岡市営の動植物園や、北九州市の到津の森公園を思い浮かべるだろうけど、この海浜公園の動物コーナーもなかなかなのだ。

珍しい動物はいないけども、檻に入れた飼育ではなく、なるだけ自然の状態で飼われているのは、見ていてとっても楽しく感じる。


左:首をのばすフラミンゴ 右:リスザルの島



クモザルに餌をあげる飼育師

なんといっても驚いたのは、大人のクモザルに手渡しで餌を渡していたこと…
通常、サルって大人になると凶暴というか野生に戻って危険なはずなのに、
クモザルはとっても大人しいのだそうだ。


鯉のぼり


最後にたくさんの鯉のぼりが海風で泳いでいた。
とってもいい一日を過ごすことができた。


国営 海の中道海浜公園
〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18-25
TEL.092-603-1111/FAX.092-603-1199

http://www.uminaka.go.jp/




今年最初の三日月山へ

Thu, April 10, 2008 テーマ:福岡:アウトドア
NOWでYOUNGな福岡人に人気のぷち登山にいい場所といえば、

立花山、三日月山。

油山もいいけど、どこか登山道なのかよくわからないし、頂上からの見晴らしもなんだからイマイチなので、やっぱり立花山、三日月山が一番いいと思っている。

さてさて、気候もよくなってきたので、三日月山に行ってきた。
今回はたくさんの桜の木のある三日月山霊園から登ってきました。

抱っこ紐
抱っこ紐にゆわえられたベイビー

霊園というとギョっとする人もいるかもしれないけど、ここは福岡市が管理している霊園で、手入れもきちんとしてあるし、公園や、ダム湖なんかもあって、結構憩いの場でもあるのだ。

桜の花
※桜の花は白飛びするので露出をプラス1くらいにするといいよん。

三日月山の登山道は歩きやすいし、杉林じゃないから、
森の中は鳥の鳴声や、虫なんかも、春を感じているかのよう…

まるで誰かが作った造形物のような何かの植物の種なんかも舞っているし。

種
茶色い種に真っ白な真綿が付いたような不思議な種ぼうし


捕獲した毛虫を必至に巣へと運ぶアリンコなどなど…

ありとけむし

この時期はほんとうに生きてることを感じちゃう。


山頂へは約40分で到着。


三日月山山頂

まるで、自分自身で登ってきたかのような顔つきの我が家のベイビー。
自分の足で登り始めるのはいつになるのかなぁ~~。


三日月山山頂
山頂で歩く練習をしてみたり。


ダッコ紐倶楽部  三日月山(福岡)

Tue, November 13, 2007 テーマ:福岡:アウトドア
三日月山(標高272m)の地名の由来は、言い伝えによると何時の頃か、山頂から見る月が3つになって見えることがあったので三日月山と云うようになったのだとか。


三日月山山頂

また別名「陣山」と言い、天智天皇の時代(660年代)大陸等からの侵攻を防ぐために、防人(さきもり)を置いた陣屋後で、太宰府政庁への烽火の中継地となっていた。

今でこそ国道3号線に隣接する小さな山ではあるのだが、歴史的にはおそらく重要な拠点して存在した山だったのだろう。

さてさて、この三日月山は隣にならぶ立花山と同じく手軽に登れる山でもある。時間にして往復2時間未満。抱っこ紐にベイビーを結わえてあがるにも丁度いいハイキングコースである。
(山頂にはよし子を含めて3家族の抱っこ紐倶楽部の会員さんがいた)


三日月山登口

隣接する山があるのだから、当然のように立花山を経て三日月山へ尾根(そんなたいそなもんじゃない)づたいに縦走することもできる。


三日月山、立花山の分岐路

で、今回は三日月山霊園からのコースを選んでみた。福岡市東区内にあるためなのか、コースはかなりいい具合に整備されており危険な場所は基本的にはない。なんとなく感じるのは新宮側から立花山に登る方がプチ山登り…でもって福岡市側から登る三日月山へのコースはちょっとしたハイキング…って感じだ。

とは言え、スズメ蜂が巣を構える木のすぐわきを通る必要がありそこだけは注意が必要だけどね。

 

立花山の山頂から見る風景とはちょっと違う福岡市を、ワイドな大パノラマの爽快感は心地よい風とともになんとも言えなかった。

◆抱っこ紐倶楽部関連サイト◆
子連れ登山もいいよね 立花山(福岡)

子連れ登山もいいよね 立花山(福岡)

Mon, October 22, 2007 テーマ:福岡:アウトドア
今まで毎週のようにせわしく山や海へと出かけていたのだが、子どもが産まれて半年ちょっとなんだかんだでそういった娯楽はご無沙汰していた。ようやく子どもの首もすわってきたし、日中の暑さも落ち着いてきたし、ということで登山というにはおくがましいが、近所にある小さな山「立花山」へだっこ紐でおんぶして登ってみることにした。


立花山

子どもの体重はおおよそ8.5キロ…いっけんぎょっとしちゃいそうな重さだが、正直なところ長距離の山歩きだと、水やら弁当やらカメラやらいろいろザックに詰め込むと、8.5キロなんて簡単に超えてしまう重量、最悪の場合登るのをやめて途中で下山すればいいし、物は試しということで実行した。

この立花山は福岡市東区と隣町の新宮町の境に位置する山で、今でこそその痕跡はほとんどないが1300年代にはそこには立花城という城があった場所でもある。そして。戦国時代には有数の貿易港博多の利権争いをめぐって、この城を舞台に争奪戦が繰り広げられた場所でもあるそうだ。

車を登り口へ止め、だっこ紐に子どもをセットし、登山靴の紐を締め直し14時に登り始めた。山麓にはいくつかの農家があり、みかん畑や、鶏小屋などのわきを頂上へと向けてひたすら歩く。以前、大雪山へよく登っていたが、雄大な山並みが続く国立公園にもなっている大雪山への登山とはスケールも臨場感もまったく違う、なんだか隣近所へちょっとお出掛けしますぅみたいな感覚がなんともいえない。

やがて10分たらずで民家からも離れいよいよ登山道へと入っていく。とは言っても急勾配になるわけでもなく、割となだらかな斜面を一歩一歩踏みしめて登っていく。幾度となく下山途中の家族連れとすれ違うが、その中には小学生にも満たない小さな子どももいる…それくらい敷居の低いハイキング感覚の山だということだろう。


ダッコ紐で山登り

おおよそ50分、立花山頂上へたどりついた。残念ながらやや霞がかり最高の視界ではなかったが、そこには、西には福岡ドーム、前方には博多湾に浮かぶ志賀島や海の中道、東には恋の浦まで、おおよそ玄海灘に面した福岡市が一望できる大パノラマが望める。


立花山頂上

背中にしょっての約2時間、キツくないかと言えば、正直キツいけども、足元もさほど悪くないし、さほど急勾配でもない。ほどよい
達成感を味わえる立花山。子どもが自分の足で登れる日まで、背中にしょって登りましょ。

追伸:帰りに見つけたカンタロウミミズ、久々に見たけどやっぱり大きかったー。


登山靴とリンタロウミミズ

◆参考サイト◆
福岡県糟屋郡新宮町 立花山
http://www.town.shingu.fukuoka.jp/index.cfm/1,0,177,114,html

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