2010年3月16日 20時28分更新
去年8月の台風9号で多くの被害が出た美作市で、当時のボランティア活動を振り返り、今後の取り組みに生かそうという研修会が開かれました。
この研修会は、美作市のボランティア連絡協議会が開いたものです。会場の「かつた市民センター」には、ボランティアグループの会員ら150人が集まりました。
パネルディスカッションでは、去年の台風に伴う水害の際、現地で活動にあたった災害ボランティアのコーディネーター、森田靖さんを司会に、地域のつながりをテーマに意見交換を行いました。
この中で、江見地区で被災した安東征子さんと、土居地区でボランティアのとりまとめにあたった山本寿区長の2人が体験を語り、被災者が何を求めているのかを伝えることや、地域のつながりや連携が復旧活動に重要だと訴えました。参加した人たちは、2人の話しに耳を傾け、多くの人手が必要となる災害時のボランティア活動にどのようなことが重要か認識を新たにしていました。