2010年3月16日 20時28分更新
「NHK福祉大相撲」の収益金で購入した福祉車両の贈呈式が、16日、美作市で行われました。
この福祉車両は、先月、東京の国技館で開かれた「NHK福祉大相撲」の純益金などで購入したもので、ことしは、あわせて10台が全国の福祉施設などに贈られます。このうちの1台が、去年、台風9号による豪雨被害を受けた美作市社会福祉協議会に寄贈されることになり、16日美作市江見の作東長寿センターで贈呈式が行われました。
このなかでNHK岡山放送局の兼本伸樹局長は「昨年の台風被害で、福祉車両が水没して大変困っていると聞きました。この福祉車両をぜひ役立ててください」とあいさつしました。
このあと兼本局長から美作市社会福祉協議会の有元敏衛会長に車両の目録などが手渡されました。
有元会長は「高齢者が外出する際の支援など住民みんなのために活用したい」とお礼を述べました。贈られた福祉車両は5人乗りで、社会福祉協議会ではお年寄りのデイサービスの送り迎えや、職員が公民館などに巡回指導に出向く際などに活用することにしています。