創作ヘッド、レジンキャスト複製編
スーパードルフィーの創作互換ヘッドを作ろう!と
思い立ったのが、06年の3月。
原型こそは1ヶ月もかからずにできたけれど
複製するためのシリコン型の
制作になかなか時間がかかりました。
失敗とテストの繰り返し。
それから半年以上かけて
じりじり制作していたのをまとめてみます。
初めてのレジンキャスト変換だったので
よくフィギュア等を作ってレジンで複製してる人から見れば
めちゃくちゃなやり方をしていると思います。
まずは原型制作。
普通にラ・ドールで作って、表面を整えるのに
「サーフェイサー」を吹き付けてやすりがけをしています。
ひたすらやすりをかけてはサーフェイサーを吹き吹き。
かるく1週間は磨いていたような…。
何事も根気が必要です。
ちなみにこちらが使ったサーフェイサー。
サーフェイサー(サフ)はスプレーなので
汚れてもいいようにダンボールの中に
原型をおいて吹き付けています。
シンナー臭がするので喚起には気をつけてください。
サフ吹き→ヤスリかけ→サフ吹き→ヤスリかけ…の無限ループです。
でもここで綺麗にしておかないと後々泣く羽目に。
そして、型を取るためのシリコン。
ではまず、型取り編スタートです。
シリコンの中身。
種類にもよるかもしれないけど
分離しているので、ガラス棒等でよくかき混ぜます。
木の棒などを使うと、気泡が入っちゃうかも。
シリコンもレジンキャストも
水分・湿気は大敵だと思われます。
木の棒は乾いていても、湿気を含んでいる恐れがあるのでNG。
シリコンで型を取るべく必要な分量を計って
硬化剤を入れて混ぜ混ぜします。
最初は疑問だった、硬化剤のブルーベリーのような色。
でも、色がついている事で、シリコンとしっかり混ざったかが
目で見てわかるようになっているんですよね。
なるほど!と関心。
まぜまぜ。
泡が入らないように混ぜるんですけど
細かいのがどうしても入っちゃいました。
混ぜた後は、1分程置いておくと
大きな気泡は大体抜けてくれます。
ボコボコ出てきます。気持ち悪い(笑)
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