最終更新: 2010/03/17 01:55

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福岡・能古島女性切断遺体事件 死後7〜10日か 死亡後に切断された可能性も

福岡市の能古島(のこのしま)の海岸で切断された女性の遺体が見つかった事件で、警察はDNA鑑定を行い、6日から行方不明になっていた32歳の女性会社員と断定した。
遺体の第1発見者は「ちょっと人間のお尻みたいなのがあるから、じっとのぞいてみたら、切断したようなお尻だけ...」と話した。
博多湾に浮かぶ能古島で15日、女性の遺体の一部が見つかった事件で、DNA鑑定の結果、6日から行方不明になっていた福岡市の会社員・諸賀礼子さん(32)と断定された。
諸賀さんを知る人は「いつ会っても、よくあいさつするもの。本当に。感心ね」、「もうびっくりしていますよ。とにかく」と話した。
諸賀さんは、オートロックつきのアパートの2階で1人暮らしをしていた。
部屋には争ったような形跡はなく、諸賀さんの財布も残されていた。
玄関の鍵はかかっていたが、ベランダの窓ガラスが内側から割られていたという。
諸賀さんに、いったい何があったのか。
遺体は鋭利な刃物で切断され、2カ所にあざも見つかった。
死後1週間から10日とみられ、死亡後に切断された可能性が高いとみられている。
まだ発見されていない遺体の一部を捜索するため、県警の捜査員が現場に入った。
警察は、遺体が能古島以外で捨てられ、ほかの部分が流れ着く可能性もあるとして、大規模な捜索を開始した。
実は、能古島には潮の流れなどによって、水死体が流れ着くこともあるという。
地元の漁師は「おやじの代から、よく死体があがっていた」と話した。
遺体の第1発見者は「博多湾の方からじゃないかと思いますけどね」と話した。
諸賀さんは、交通事故をめぐって、事故相手の男性ともめていたという。
警察は、諸賀さんをめぐるトラブルについて、くわしく調べている。

(03/17 01:12 テレビ西日本)


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