2010年03月13日

果たせなかった遺骨収集〜私の新たな目標〜

 今回は日本の軍艦、輸送船が多く撃沈されたパラワン諸島、またその周辺の主に花崗岩できりたった海岸沿いの岸壁に無数ある洞窟の中を調査しました。ボートを岸壁に横付けし岸壁に飛び移るのですが、途中、落石による負傷者あり。大事には至らなかったものの、まるでナイフの刃のような花崗岩を登るのはそれなりにリスクが付きまとう。

 それにしてもフィリピンは至る所に洞窟がある。今だ38万体の日本将兵のご遺骨が発見されていません。限られた時間の中で遺骨を探すわけです。ですから見落としてはならないと目を凝らして船上から洞窟を探すのですが、本当にきりがないほど洞窟だらけ。「もう遺骨は見つからない」といった意見もあるそうですが、私にはその意味が分からない。確かに戦後、フィリピンにて頻繁に遺骨収集が行われた時期がありますが、全ての地域に及んだわけではありません。それに全ての地域を隈なく捜索するのにはどうしても限界がある。現場を訪れた者なら、あの広大なジャングルの海を前に、また蟻の巣のような無数の洞窟を前にして途方にくれた経験があるでしょう。

 したがって100パーセントの遺骨を収集できるとは思っていません。しかし、同時に可能な限り一体でも多くの遺骨を日本に還したいと感じるはずです。

 遺骨収集はやるのか、それともやらないのか、これはまさしく決意の問題だと思っています。また国家としての最低限のプライドの問題でもあると思います。

 やらない理由をつけようと思えばいくらでもあるでしょう。危険地帯、治安悪化、予算不足、相手国の心情、等々。私はそれらの理由よりも最大の問題は、知らない、または無関心にあると、また戦後教育の中であの戦争を全否定し、まともに振り返ろうとしなかったのではないか、社会全体がどこかでタブーとしてこなかっただろうか、私のうがった幼稚な推測なのかもしれませんが、私にはそう思えてなりません。

 この活動を続けながらどのようにして現場の空気を日本で伝えていくのか、どうすれば多くの日本人にあの現場の世界がより伝わるのか、このブログもその1つでしょう。またメディアを通じて訴え、また講演活動などで直接訴えていくのもそうでしょう。私は次に行いたいのが遺留品の展示会です。何故ならば私たちが遺骨調査活動を行っている時に多くの日本兵の遺留品を遺骨と共に発見します。遺骨の展示は出来ませんし、またすべきではありませんが、遺留品、つまり遺品の展示ならできます。ただ1つネックとなるのが、日本軍の遺留品であれ今ではフィリピンの国有財産となっています。つまり勝手に持ち出せないのです。マニラの骨董品市場に行けば旧日本軍の軍刀なりヘルメットなりの遺留品が売られています。
 
 引き取りの手続きを行えばおそらくまた裏金が請求される可能性があるでしょう。書類一枚通すのにいちいち時間とコストがかかる。しかし、何とか実現させたい。全国を遺留品や写真、映像と一緒に回り、講演もありでしょう、とにかく全国に訴えていきたい。もちろん、遺族会とも戦友会や他の団体含め同じ目標を持って活動している全ての団体と力を合わせ一緒に訴え、世論を、国を動かしたい。そうすれば山は必ず動く。私はそう信じているし、今までもそのようにやってきました。

 私は今、マニラを発ち機内でこの原稿を書いていますが、今回発見したあの遺骨を薄暗い洞窟の中に残したまま自分たちだけが日本に帰る事に、耐えがたい苦痛と罪悪感に苦しめられています。私だけではない。倉田宇山さん始め空援隊のメンバー全員も同じ気持ちです。そして一緒に遺骨調査に加わってくださった厚労省外事室長の梅原一豊さん、千葉克美さんも同じです。

 週刊文春には「他人事の厚労省職員」として梅原さんの事が書かれていましたが、お二人とも我々と一緒にあの花崗岩の岸壁を攀じ登り一つまた一つと洞窟に潜り込み遺骨を探し続けたのです。灼熱地獄の中、一緒に汗を流し、一緒に悔しがり、また遺骨を連れて帰れなかったという十字架を一緒に背負ったのです。それを週刊文春の記者はたった一度のフィリピン取材で一体何が分かったのでしょうか。あのレイテ島のジャングルをさまよいカンギポット峰の山中の洞窟の中の壮絶で残酷な世界を見た事があるのだろうか。

 空援隊はゲリラや山賊から脅迫されながらも活動を続けてきました。倉田さん、現地スタッフの冨田さんもとっくに命を賭けています。私たちが射撃訓練を受けているのも遊び感覚ではなく覚悟を決めた上での訓練です。 

 批判はいいです。人にはそれぞれ与えられた役割があります。批判されるのも私たちの役割の一つだと自覚しています。全ての人に好かれようと思えば一歩も進めなくなってしまう。全ての人に好かれようといった感情はとっくに捨てました。アクションを起こすという事はそういうことです。

 ただ最初から批判ありきの批判はどうなのでしょうか。その行為が果たして社会に対し貢献することになるのでしょうか。今回の件とは別ですが、暗いニュースを延々と流し続け、また自分たちの日常の行いはさておき、まるで人を誹謗中傷することが趣味かのごとく、騒ぐだけ騒いで、飽きたら知らんぷり。雑誌が売れればそれでいいのでしょうか。マスコミには社会を明るくする力があれば、またその責任もあるはずです。当てつけに書いているわけではありません。心からそう願って書いているだけです。


 私には新たな目標が出来ました。今回の記事を書いた記者と現場に訪れる事。私の新たな目標は大平誠さん、あなたと一緒にフィリピンのあのジャングルを歩くことです。私たちが見てきた世界を一緒に見て頂きたい。一緒に感じて頂きたい。その上で空援隊を批判されるのならば私は100パーセント満足です。私が好きであった週刊文春を担当されてきた方ならばその度量はあるはずです。

 もうすぐ成田に到着します。明日からは日本での戦いです。フィリピンでは多くのご遺骨が私たちの迎えを待っています。私たち空援隊は決して諦めません

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2010年3月12日 機内にて 野口健
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この記事へのコメント

1. Posted by 野口剛   2010年03月13日 04:07
健さん、空援隊の皆様、今回も悪条件の中の活動お疲れ様でした

そしてありがとうございましたm(_ _)m

それから空援隊の会員の皆様、活動に賛同してくださり遺骨収集基金に大切なお金を寄付してくださった皆様

健さんが現地で心傷めている時にブログに励ましの御言葉くださった皆様

本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m

私は今回の騒動であらためて人の温かい心に触れた気がします…

最後に大平誠さん、
あなたが最初に記者になった時の初心を思い出す大きなチャンスです!

是非ともフィリピンに一緒に行きましょうね

人は間違いが何度もあります。
しかし、やり直す事ができます。

現場を是非とも見て下さいね
2. Posted by LUVLUV   2010年03月13日 04:21
野口さん、お帰りなさい。

そしてありがとうございます。
空援隊の方々も、厚労省外事室の方々もありがとうございます。

ご遺骨収集には信じられない様な沢山の理不尽な壁が立ちはだかりますね…。

週刊誌の件を読んで、悔しいやら悲しいやらでこんな時間まで眠る事ができませんでしたが、機上から野口さんの前向きな、そして「決して諦めません」との強いメッセージを拝見し少し安堵しました。
そして「新たな目標」も。野口さんは強い方ですね。

どれだけのお気持ちとご覚悟で活動されているかは、このブログを拝見していてしっかり伝わっています。渋谷の講演会でも痛い程伝わってきました。

遺留品の展示会は是非実現できれば良いですね。
活動の輪と理解がさらに広がります様に。

とにかくお帰りなさい。そして本当にありがとうございます。美味しいお寿司を召し上がって、少し休んで下さいね。
3. Posted by みうこ   2010年03月13日 07:19
健さん おかえりなさい。
空援隊の皆さんおかえりなさい。
その他御一緒に活動された皆様おかえりなさい。

本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。ゆっくり休んで下さい。今日は何も考えず、ゆっくりお風呂入ってあったかい美味しい日本のご飯いっぱい食べてお布団でいっぱい寝て下さい。

元気になったら、そしたら それから これからですよ…

ありがとうございました。お疲れ様でした。
4. Posted by 湯豆腐   2010年03月13日 08:40
野口さんは強いですね。新たな目標を読んで覚悟を決めた人の思考展開に驚いてしまいました。野口さんの記者さんへのラブコールが実現されればいいですね。

野口さんの静かなお怒りは怖いですが人への愛情を感じます。今日は何も考えないで休んでください。

日本人の一人として感謝しています。ありがとうございました。
5. Posted by いちご   2010年03月13日 09:08
5 健さん 皆々様お疲れ様でした。
更なる強い覚悟を見ました。初志貫徹ですね 健さんの言う通り記事にされた方はそれなりの覚悟のもと書かれたのでしょうから度量を見せて欲しいものですね☆ あ〜健さん!お帰りなさい!♪〜θ(^0^ )無事でよかったぁ〜 本当に皆様お帰りなさい!ひと時ゆっくり休めてくださいね

6. Posted by とうふ   2010年03月13日 11:08
ここまで日本国民が無関心でいたのは、無関心へ導こうとする人々が確実にいて、先人からの文化的な遺産や、日本の心と力を断絶させられてきたからなのだと思います。
そして、その教育やシステムが完成し、自律的に日本文化を否定し、他国の文化を賞賛するという病的な思考に支配されてきました。
ネットのおかげで、多くの人が先人からの日本の流れを徐々に取り戻し、根無し草状態から、少しずつ根を日本に張り始めているのではないでしょうか。
健さん達の活動から、先人達の過酷な状況での生き様や、命をかけて国を守った力をはじめ、断絶していた流れが日本人に呼び戻されてきます。
それを快く思わない人々がたくさん日本にはたくさんいますが、私をはじめ、多くの人は健さんの活動に感謝していると思います。
引き続き応援します!
みんなで頑張りましょう。
7. Posted by さくらじまん   2010年03月13日 11:58
健さん、空援隊の皆さん、その他の関係者の皆さん、大変お疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!

皆さんの無事にほっとしとおります。


まだまだ多くのご遺骨が残されています。
祖国のために命を賭けた人々の思いを忘れることなく、これからも協力し続けたいと改めて思います!


私も記事を読んできました。
どんな場であれ、批判的な意見は出てきます。そんなときこそ「自己責任」を果たし、信念を貫くことが大事だと思いました。
健さんの著書を思い出しました。

新たな目標、素晴らしいですね。
もっと多くの国民が知り、それぞれの背負い方を考え、山が動くことを願います!

健さん、いつもパワーをありがとうございます!
8. Posted by さとべりぃ   2010年03月13日 12:56
健さん、ありがとうございます。
見たもの感じたものをストレートに伝えてくださるので、今回も現場の空気を感じ取ることができました。健さん達が感じたことがひしひしと伝わってきて、いつもより増して涙が流れ、悔しいやら悲しいやら行き場のない重い石を抱えたようでありました。

空援隊の皆さまも、厚生省外事室の皆さまも、いつもありがとうございます。お疲れ様でした。怪我をされた方は早く良くなりますように。

今回果たせなかったことは近く果たせると信じています。
新たな目標を聴いて元気が出てきました!
遺留品が売買されているというのは残念な事実ですが、メソメソとしてられません遺留品の展示会が成功することを祈ってます。

週刊文春の大平さんと歩く現地レポを楽しみにしてます。週刊文春に新たな真実の記事が載ることも楽しみに祈ってます。

今回の遺骨調査では心身ともにお疲れだと思います。少しゆっくりと(する間があってほしいです)心と体を休めてくださいね
9. Posted by 周南市民   2010年03月13日 14:34
5 健さん、そして倉田さんはじめ空援隊の皆さんお疲れ様でした。
ブログで週刊文春のことを知り、立ち読みしてみました。何が悲しいって、本来同じ目的であるはずの遺族会や戦友会から出た話というのが遣りきれない淋しさを感じました。
どっちの会か凄いとかそんなレベルでなく、国の為に亡くなった方々が早く帰れるように協力できることを願います。
記事を読みましたが、これからも賛助会員として空援隊を支援したいという気持ちになんら変わりは起きませんでした。
記者の方の空援隊との同行レポ、是非実現させて下さい。本当の現場を見れば、記者の方もきっと何かを感じるはず。
10. Posted by ハスユ&ハスユママ   2010年03月13日 15:10
健さん、空援隊の皆さん、厚労省職員の方々、関係者の皆さん、お疲れ様でした。お帰りなさい。

 多くの人達が、皆さんの活動を評価し、応援しています。日本国民のひとりとして、お礼を言います。ありがとうございました。

 週刊文春の記者さんには本当に一度参加して肌で感じた事実を書いていただきたいと思います。 

 健さん、金多楼さんのおいしいお寿司をたくさん食べてください。
 明日は山形で講演会ですね。お疲れ様です。
ハスユとハスユママは富士山クラブでゴミを掘ってきます。
11. Posted by 日本国民   2010年03月13日 15:32
健さん、空援隊の皆様、本当に日本の為にありがとうございました。

私は足が悪くフィリピンには行けません。

少しの募金しかできません…

しかし少しでも皆様のお役にたてるなら、私は署名でもプラカードでも持ちます!

あなた達は日本の誇りです。

健さん、沢山の問題を抱え疲れたでしょうね?

金多楼さんのお鮨食べて元気になってください

本当にありがとうございました
12. Posted by ガッチャマン   2010年03月13日 15:38
さすが違いのわかる男だ。迫力が違う。この勝負は野口健の一本勝ちだ。つくづく勝負強い男だ。
13. Posted by aoao   2010年03月13日 16:21
お帰りなさい!健さん!!
今回は色々とありましたが、しばらくは
ゆっくり休んでください。お疲れ様でした!!
お寿司美味しかったですか?
14. Posted by 青き海   2010年03月13日 16:59
お疲れ様でした。
ご無事のお帰りホッとしています。
今回の記事について憤りを感じるのは、国に変わって苦労されてきた健さんや空援隊の皆さんすれば当然のことです。
しかし、前回の健さんのブログは 同感できるけど 怒りのまま書かれているようにも思ってました。
しかし、さすが健さん!
今回のブログは強くて冷静な闘志を沸々感じて、とても頼もしく思いました。
反対派がいるのは百も承知。
やることをやる!
私たちもそうします。
15. Posted by 科戸の風   2010年03月13日 17:18

お疲れ様でした。
私のブログでも紹介していますが・・・・
遺骨の件は、わかってくれる人とそうでない人の落差が激しくて。

いまの日本人は、「死んだらそれまで」的な、唯物主義というか、見えない世界のことを信じる人が少ないですからね。
だからこそ、やりたい放題、捕まらなければ、何をしても宵的な、刹那的な、利己主義的な人間が非常に多いです。

残念です。

16. Posted by 山口ゆき   2010年03月13日 22:22
お帰りなさい。
 どうぞ、明日の山形での講演会で、様々な思いをお伝え下さい。お待ちしています。
17. Posted by みよちゃん   2010年03月13日 22:28
健さん、倉田さま、空援隊の皆さま、厚労省外事室長の梅原さま千葉さま、現地での富田さま、遺骨収集活動、大変、お疲れさまでした!お帰りなさい。
また、負傷なされた方、ゆっくり静養されてくださいませ。お疲れさまでした。

健さんのこれからの目標、遺族会や戦友会、他の団体の方達と日本全国を回れること、今の健さんの活動を通して山が動く事、必ず起きると信じています。今回、記事を書かれた大平誠さまとフィリピンへ一緒に行かれる事が実現される様、願っています。今後の活動も、応援しています。

“真実は、裏切りません”
健さん、ファイトです。
18. Posted by 梅沢孝雄   2010年03月13日 23:09
どうしてそこまで頑張れるのですか?

怖くないのですか?

逃げたくならないのですか?

教えてください
19. Posted by 未奈子   2010年03月14日 00:33
健さんへ

お帰りなさいませm(__)m
空援隊.厚生省の参加された皆様本当お疲れ様でした。有難うございました
現場の現実を身を持って感じ悔しい思いが沢山込み上げてきたと思います。
以前健さんの著書の中に最後は人が人を助ける。人間を助けるのは人間でしかない。乗り越えた先にまた新しい信頼関係が生まれたりする。と書いてあります。道は必ずあると信じています。
健さんは逆境を必ず考え向き合い次のステップに活かして行くバワーは流石ですし尊敬しています。
新たな挑戦と目標は大切ですね健さんの言葉はストレートに沢山の方々の心に響くと信じています。移動中はしっかり睡眠とれます様に願っています。明日は山形講演会ファイトです
20. Posted by 遺族会関係者   2010年03月14日 09:39
野口さんのご意見は正論過ぎるほど正論です。逃げ腰にならず正々堂々と立ち向かっていく姿が眩しいです。
裏工作をしていた遺族会や戦友会と違い、巨大組織を相手に覚悟を決めた野口さんのメッセージは凛と鳥肌が立つような文章でした。
これからも応援させてください。ありがとうございました。
21. Posted by れんママ   2010年03月14日 11:42
昨日の空援隊の報告会、他の仕事で時間が本当になくても、何とか顔を出し、直接解決策を会員に伝えたいという健さんの気持ちが痛い程伝わってきました。

また、大きな怪我はなかったと書いてありましたが、ビデオをみたら、鋭利な鍾乳洞が頭上から降ってきて、死に損ねた。落石では、神業の様な素晴らしい瞬発力で尖った石を避け切った等、文字では伝えきれない衝撃の瞬間を目にし、今回の収集の苦労が伝わってきました。(靖国にお礼参りしてきますね)

それと、華奢な体でいつも現場に出ている女性Tさんが、今回現地で凹んでいる時に、健さんのブログで皆が空援隊を応援してくれているのを知り、その嬉しかった気持ちをボロボロ涙を流しながら語ってくれたのが、印象的でした。

今回文春がどういう背景で記事を載せたのか、これから戦友会・遺族会を味方に出来るよう、空援隊が新参者として自覚し、彼らに敬意を払い発言・行動し、反発している方には直接お会いして、話し合っていい方向に持っていきたいという解決案を聞け、安心しました。

組織が大きくなり、正しい事をしたいなら、当たり前なんですが(邪魔されないよう)、日本では謙虚さが必要なんですね。

怒り、悲しみを越えて出て来た至極まっとうな意見に、ただただ納得です。
22. Posted by 鼓動館   2010年03月14日 19:20
今回参加させていただいた藤岡です。
みなさまのコメント、現地で健さんは勿論、参加者全員がどれだけ勇気づけられたか計り知れません。本当にありがとうございます。

健さんは携帯でみんなのコメントを携帯が繋がれば必ずチェックされてました。

「みんな批判的なコメントが一切なく、応援してくれてるよ嬉しいよね勇気出るよね」って健さんは言っておられました。

今回の現場は今までの灼熱のジャングルとは違い、非常に天国のような綺麗な場所でした。

そこで65年前には殺りくが繰り返され、日本の将兵の方々のご遺骨が目の前にあるギャップがたまりませんでした。ここではスペースもないので詳しくは書けませんので、私が今回素人のカメラマンとして沢山の画像を撮ってきたので、是非、鼓動館ブログを覗きにきてください。これから毎日画像を時系列でアップしていきます。
23. Posted by 真   2010年03月14日 21:09
空援隊の皆さんお疲れさまです。この数日のブログ&コメントをを拝見していて・・・投稿を迷いましたが、投稿させて頂きます。色々と面倒な事が有って感情的に成るのは察しますが・・・フィリピンでは銃のライセンス保持者が居れば射撃練習は出来ますが、外国人〈日本人〉銃の所持・使用は出来ますせんよね? この数日の野口さんの文言には誤解を真似かねない所が幾つか有ると私的には感じました。もう少し脇を締めて、これからも御活躍下さい。
24. Posted by パグ   2010年03月14日 21:51
野口さんの生き方や伝える力に心を動かされていつもブログを読んでいます。
今回掲載されたアップになった遺骨の写真を見て、その落ち窪んだ目(のあった場所)と目があったような気がした時に初めて、あぁちゃんと日本の地帰してあげたいなぁ、という気持ちになりました。
講演会で「英霊の声なき声」を購入して読んでみて”なるほどー”と思ったり、いろんな人の前向きなコメントに”野口さんの動かす今がタイミングなのかなあ”と思ったりしていましたが、それでも正直、遺骨収集に心の底から賛同には距離があるなあと思っていました。帰国したところで待っている人ももうほとんど居ないのだし、遺骨もみんな日本人だから分かってるんじゃないかなと思ったりしていました。
でも、、、でも!なんです。言葉の力もすごいけど、映像の力もすごいなあと思い知りました。自分はどうしたらいいのかなあと、今は考えています。
25. Posted by スーラータン   2010年03月14日 21:51
5 野口さんのブログで、今初めて、未だ発見されていない遺骨があるという事実を知りました。ご遺族の方々はどれだけ身を切られる想いで今、この瞬間を待ち続けていることでしょうか。対面できないまま、この世を去ってしまった方もいらっしゃることでしょう。週刊誌の記者が書くことには、憤りを感じます。
26. Posted by ごま   2010年03月14日 23:11
健さんお帰りなさい!皆さんご無事で本当に何よりです。
活動にするにあたって色々な障害があるんですね。しかもとても過酷ですね。
私は健さんにお会いしたこともなく、活動に関してもブログを拝見するだけでほとんど無知なんですが…健さんの強さに惹かれ(憧れ)ますし、ブログ読むだけで様々な状況や感情が伝わってきます。
今のところ何もお力にはなれませんが、これからも発信お願いします。陰ながら応援していますので☆
27. Posted by 秋桜   2010年03月15日 00:27
野口健さま、空援隊の皆さま

お帰りなさい。そして有難うございます。
言葉で感謝を表すことしか出来ない、それがもどかしいです。
私の親族にも戦死した者がおります。
墓にはフィリピンの小さな島名が刻まれています。まだ23才という若さだったようです。

野口様の仰る通り、敗戦を境に日本という国はおかしくなってしまいました。
GHQの占領政策は、見事なまでに巧妙に仕組まれたもので、日本はそこから抜け出すことが出来ず悪化しながらこれまできてしまいました。
いい加減日本人は目を覚まさなければ。

自分に何ができるだろうか、と考えております。
野口さま、空援隊の皆さまに心からお礼を申し上げます。
どうかご自愛くださいませ。
28. Posted by 波乱万丈   2010年03月15日 00:51
5 昨日の講演会、お疲れ様でした。

とても有意義な時間でした。
貴重な体験談をありがとうございました。

また話を聴きたいです

無理をなさらず、元気で頑張ってください。

29. Posted by 未奈子   2010年03月15日 02:09
健さんへ

休暇も無く講演会ロード本当にお疲れ様です
健さんのコスモ石油の講演会は聞きごたえたっぷりで大好きです。多岐にわたる現場の体験が生きた言葉でストレートに伝わってきます
健さんの沢山の覚悟をきくと励まされ勇気が湧いてきます。いつも前向きな姿勢と謙虚な心は大切ですね遺留品&写真展開催出来る事願っていますぅ(^O^)/今日から新しい道で私自身も覚悟を決め頑張っていきます

栄養しっかりとれぐっすり寝れます様に祈ってます
30. Posted by 立教卒業生   2010年03月15日 03:32
昨日の講演会では野口さんの目の奥底の笑顔が消えていました。いつもと違った野口さんに野口さんの背負った責任の大きさを悟りました。
握手した時に長生きしてくださいと伝えましたが野口さんは静かに笑うだけでした。
「知ることとは背負うこと」の意味が少しだけですが理解できたような気がします。大阪から参加したかいがありました。これからも影ながら応援させて頂きます。これからもお国のために頑張ってください。
31. Posted by よし   2010年03月15日 09:22
健さん、空援隊の皆さま、お疲れ様でした。
ご遺骨を発見出来ても収集が出来なかったのは残念なことです。

今回の収集に関するブログを拝見した際にハッとすることがありました。それは

「腹立つことに約15船の日本の沈没船が主に欧米人ダイバーによるダイビングスポットになっていた。見せ物にされていることが悔しい。」

と書かれていたことでした。
2年程前にパラオに旅行に行った際、干潮時にプロペラが海面に露出する零戦の水没地点に行きました。そこはツアー化されており、日本人も欧米人も訪れる場所になっていました。その時にはお恥ずかしながら「おーすげーぇ!」という感覚のみで写真を撮っていました。戦争を知らない世代はこのようにしか感じない、感じられないのが現状と思います。パラオに関して下記HPを参考にしてみて下さい。
http://www.sammy-7seas.com/ww2palau.html

これまでの健さん、空援隊の皆さんの行ないを拝見していると戦争という悲惨なものを改めて考えさせられました。某週刊誌の批判的な記事も読みましたが、皆さんは決して間違っていることをされているのでありません。様々な困難が立ちははだかると思いますが、新たな目標に向かって頑張って下さい。いつの日かお手伝できればと思っております。
32. Posted by 名無し   2010年03月15日 10:57
一度手に入れた既得権を手放したくない遺族会は次の手を使って空援隊を狙い撃ちしてくるでしょう。くれぐれも慎重にしてください。騒動の裏には古賀誠の姿が見え隠れしています。

圧力団体ですので慎重に対応したほうがいいでしょう。
33. Posted by いちご   2010年03月15日 11:07
5 健さんお疲れ様です フィリピンから戻られたと思ったらまたまた講演ロードのはじまりですね‥体をご自愛されて事実を伝えて健さんロードが出来て今の日本に忘れかけてい魂が呼び起こされることを願っています。私も微力ながらずっとずっーーーーーーーーーーーーーと応援させて頂きたいです 数々の
人の覚悟というものは人に感動を与えていくものですね

どうぞ お気をつけてお進みくださいね(@_@)
34. Posted by 真実を日本の明日の為に   2010年03月15日 14:07
週刊文春の記事を書いた大平誠氏について

2007年3月12日に国民新党の糸川議員の脅迫事件に使われた録音テープを暴力団関係者に譲渡したとして、毎日新聞を解雇された記者である事がわかりました。


どうりで記者の名前が書いていないと私は納得しました。

しかし週刊文春がこのような記者の書いた記事を裏取りもせずに記載したのかは私は理解できません…

大平誠氏は三年ちょうど前のこのような事件に反省もせずに今回の記事を書かれましたが、今回の健さんの大きな心を無駄にしないためにもフィリピンに空援隊の皆様と渡り、事実を伝えお詫びに変えるべきだと私は思います。

もしこのコメントが不適切であれば削除お願いします。
35. Posted by aoao   2010年03月15日 15:58
色々とありましたね・・・。
今回は残念でしたが、また次があります!!
気落ちしないで前を向いて一歩一歩頑張っていきましょう!健さん!
そこが良いところなですから。
36. Posted by チンピラ記者   2010年03月15日 21:48
週刊文春の大平誠記者は毎日新聞時代に暴力団と関係があり会社をクビになった人で、そんなチンピラ記者を雇う週刊文春はどんな会社だ。そのチンピラが金のためか野口さんの活動をろくな取材もしないでいちゃもんをつけてくる。野口さん、そんなチンピラ相手に真剣になる必要ないですよ。ビビってフィリピンなんかに来ないですよ。

チンピラはいつまでたってもチンピラでしかないです。

ほっておきましょうや。
37. Posted by あに   2010年03月15日 23:27
健さん14日の山形公演ありがとうございました!丁度50回目の公演という事でほんとうに頭が下がります。心配していた拝聴者の数も僕の予想を遥かに上回ってました。環境問題を意識する人が増えている証ですね。とてもうれしく思いました。
テレビで見るよりも意外と小柄で(笑)でもためになるお話時には笑いもありとても楽しく聴けました。
公演後は肩を組んで写真に写ってもらい、今まで散々苦労してきた手で握手までしてくれて僕の人生でも最高な1日でした!あんなに大勢な人がいたのにいやな顔ひとつせずに自然体に笑顔のある健さんがとても好きです。
今年も地球のために自分が出来ることを何か少しでもやりたいと思います!やっぱりアクションですよね!
無理せずに頑張ってください!
38. Posted by 皆様   2010年03月15日 23:31
皆様、私は大平誠氏について週刊文春に手紙を書こうと思いました。

新聞報道にあった通りの大平誠氏が書いた記事を
記者の名前を書かずに記載した週刊文春はどう考えているのでしょうか?

もし賛同して下さる方がいれば皆様も手紙を書いていただけませんでしょうか?
39. Posted by 脱週刊文春   2010年03月16日 00:19
大平誠氏の経歴を検索してみたら納得しました。悪意に満ちていた記事を書いた大平誠氏は犯罪的な行為を行い前の職場を解雇されていました。暴力団への関与が問われたのですが大平氏そのものがまさに暴力団の一員かのような印象を受ける言動に週刊文春そのものの信憑性が問われていると思います。

空援隊の尊い活動に対し、汚れきった大平誠氏の手によって誹謗中傷されたことに抗議します。
40. Posted by 直   2010年03月16日 01:02
5 先日岡山で野口さんの講演会を聞いて心打たれた国民の一人です。野口さんを通して知らない事を知る事の大切さを学んだ気がします。外野席で騒ぐ人もいる。だが我々はフィールドで活躍するプレイヤーでありたい!日々そういう思いで生きています。また22日に香川の高松での講演会に参加します!初参加者を5人連れて行きます。健さん頑張って下さいね。楽しみにしています!!
41. Posted by 亜大生ももこ   2010年03月16日 01:22
野口さん、たまには逃げ出してもいいと思うよ。どの活動も本気過ぎだよ。そんなんじゃ体もたないよ。けっこうナイーブなんだから。温室育ちのアルピニストなんでしょ!

たまにはトンズラしちゃえって。それがさぁ昔からそれができない性格なんだよねぇ。

でもさ、そんな野口さんだからここまで人を引き付けるんだよね。ただ命あっての物種だからね。死んじゃダメだからね。約束だよ。絶対だからね。
42. Posted by プリン   2010年03月16日 14:05
野口さんが信じている団体なら信じられます。犯罪者みたいな人が記者をやっているのにはびっくりしました。これからも頑張ってください。応援しています。
43. Posted by popo   2010年03月17日 01:05
野口さん頑張れ!
44. Posted by ☆ご無沙汰しておりました・・^^☆彡   2010年03月17日 01:07
5 おつかれさまでございました・・・

遺骨収集では残念な結果だったようですが

あまり落胆しても今の健さんには正直

無意味な落胆かとも思いますので

これからもまわりに振り回されずに

チャレンジあきらめずに

前向きに頑張ってくださいね^^!!

って言いたくコメント致しました・・・

ではまたね♪

おやすみなさいませ〜〜〜
45. Posted by かとう   2010年03月17日 01:12
空援隊関連で「小隊長日記」というブログでの記述を見つけました。
アドレスを書こうとしたのですがなぜかコメントできなかったので、内容の詳細は「小隊長日記〜日々是鍛錬ナリ。」で検索してごらんください。

杞憂かもしれませんが、もしかしてこの団体は本当にいい加減な組織で、真面目で正義感の強い野口さんを騙し利用してるのではないかと不安になりました。
野口さん、本当に騙されたりとかしてないでしょうか?大丈夫でしょうか?

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