社会
県・岩国市が米軍岩国基地に騒音軽減を要請
(山口県)
アメリカ軍岩国基地では今月に入り滑走路の時間外運用が相次ぎ市民の苦情が大幅に増えている。県と岩国市の担当者が16日、アメリカ軍岩国基地を訪れ基地側に戦闘機などの騒音の軽減に努めるよう要請した。アメリカ軍岩国基地では今月2日以降、5回にわたり
事前通告なしに滑走路の時間外運用が行われ16日も午前6時11分頃、基地周辺で電車のガード下並みの95デシベルの騒音を観測した。また15日午後、戦闘機とみられる軍用機が離着陸を繰り返し
市民から1日で54件もの苦情が寄せられた。岩国日米協議会の確認事項では滑走路の運用時間は午前6時半から午後11時までで
時間外運用を行う場合は市に通報することとされている。また最近
岩国基地には駐留していない外来機の飛来が増えていて基地周辺では100デシベルを超える騒音被害が増えている。戦闘機などの騒音に対する市民からの苦情件数は3月だけで198件にのぼり去年3月の1ヶ月間の件数をすでに51件も上回っている。県と岩国市は市民の不安や不信感が増大しているとして基地側に航空機の飛行を可能な限り滑走路の運用時間内にするよう求めるとともに運用時間内であっても可能な限り騒音の軽減に努めるよう要請した。また運用にあたっては軍用機の機種や機数、目的など詳細な情報を明らかにするよう基地側に求めた。これに対し基地報道部長のキング大尉は「地元住民が不都合を感じていることは遺憾。要請内容は上級幹部に伝える」と答えた。
[ 3/16 17:40 山口放送]