【Evangelion Remember 14 番外編】
【ユニゾン 〜もう一つの禁じられた叫び〜】 【by マダマニアウサ】
「んっ、ん・・・・」 ネルフ本部のエレベーターの中で、口付けを交わしている、一組の男女。 男は、やや強引に女の身体を押さえつけ、女は抵抗のそぶりを見せつつも、抗う力は弱々しい。 「・・・葛城・・・・」 囁かれる、男の甘い声。 「加持君・・・」 切なげな女の声。 この男女は、加持リョウジと葛城ミサトであった。 チン! エレベーターの扉が開き、口付けを交わす加持とミサトの姿が外界に晒される。 そして、そんな2人の様子に、一人の少女の視線が釘付けとなった。 「ミサトさん・・・・・・・・・・」 加持とミサトは、少女の視線に気づく様子もなく、尚も口付けをしたまま。 そんな2人に背を向け、足早に現場から立ち去る少女。 ・・・・・・・・・・・・・・。 やがて、少女の口から、呟きが漏れた。 「あんなミサトさん、見たくなかった・・・・・」 少女の名前は、惣流アスカ。 ネルフ総司令、六門儀ゲンドウの一人娘。エヴァンゲリオン弐号機専属パイロット。セカンド・チルドレン。 そして、葛城ミサトと碇シンジの家族。 5日前の事である。 サード・チルドレン、碇シンジのエヴァ壱号機と、セカンド・チルドレン、惣流アスカの弐号機は、初の共同作戦を実施し、使徒「イスラフェル」と交戦した。 結果は、敗北である。 戦闘開始早々、シンジのエヴァ壱号機は、アスカのエヴァ弐号機の援護を受け、見事、イスラフェルを一刀両断にして見せた。 この時、勝利が決まったと誰もが思った。 だが、一刀両断にされたイスラフェルは、無節操にも2体に分離して復活。 2体になったイスラフェルと、再度、戦闘を開始するエヴァ両機であったが、斬っても斬っても無節操に回復する敵の前になすすべもなく、最後には捕まって投げ飛 ばされ、仲良く活動停止。 エヴァ両機の敗北を受け、ネルフは作戦指揮権を、国連第二方面軍に委ねる。 国連軍は、新型N2爆雷でイスラフェルを攻撃した。 これによって、イスラフェルは自己修復のため、六日間の活動停止。 また、イスラフェルに敗れたエヴァ両機の修理も六日間かかる見通しであった。 共に、六日間は、身動きがとれないという事である。 そして、MAGIによるシュミレーションの結果、あの二つに分離したイスラフェルは、お互いがお互いを補ってる事がわかった。 つまり、二身で一体という事である。 イスラフェルを倒すには、2つの核に対して2点同時荷重攻撃しかないのだ。 エヴァ両機によるタイミングを完璧に合わせた攻撃。 そのためには、アスカとシンジの協調、完璧なユニゾンが必要になる。 そこで、作戦部長、葛城ミサトは、一つの提案をした。 イスラフェルが再度進行するまでの間、アスカとシンジを本部内のツインのベッド・ルームに押し込め、完璧なユニゾンを行なえるようになるための訓練をやっても らうのだ。 その訓練と言うのは、音楽に合わせて、一緒にダンスを踊る事で、お互いの呼吸が合うようにする事である。 最初は、うまくいかなかった。 惣流アスカと碇シンジ。 会ってまだ、一ヶ月にもならない、少女と少年。 お互いがお互いを意識しすぎてしまい、うまく合わせる事が出来なかったのだ。 プシュゥ! 「ん?」 シンジは、部屋に戻ってきたアスカの表情が強張っている事に気づき、 「どうしたんだい、アスカ?」 と、アスカに問い掛けた。 「べっつに・・・」 興味なげに答えると、アスカは、ベッドにひっくり返った。 アスカの態度を訝しく思うものの、シンジは気を取り直して、口を開く。 「アスカ・・・。いよいよ、明日だね・・・・」 「・・・・何が?」 「何がって、あの使徒との再戦だよ」 「わかってるわよ、そんな事・・・」 むっとしたように言い返すアスカに、シンジは苦笑した。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 沈黙。 「・・・ねえ、シンジ・・・」 「何?」 「キスしよっか?」 「え・・・?」 「キスよキス。あんた、知らないの」 「キスくらい知ってるさ。でも、何で・・・・・・?」 「・・・・根性なし」 アスカは、シンジから顔を背けた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「何があったんだい、アスカ?」 シンジは、アスカに優しく問い掛けた。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「無理にとは、言わないけどね」 と、シンジは立ち上がって、冷蔵庫の中から、ジュースを取り出した。 「アスカ、飲むかい?」 「・・・・ウン」 アスカは、ベッドから起き上がって、シンジからジュースを受け取る。 プシュッ! ゴク・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・。 「シンジ。・・・アタシ、見ちゃったの・・・」 「・・・見たって、何を?」 「ミサトさんと加持さんがキスしてるところ・・・」 「ああ・・・」 シンジは、得心がいったように頷いた。 「あの2人は、大学時代、付き合ってたって話だからね・・・」 「・・・それで、何年かぶりに再会して、また元の鞘に収まったって事なの?」 「まあ、そんな簡単な話じゃないと、思うけどね」 パシーーン!! 「でもね! アタシは、あんなミサトさん、見たくなかった!!」 ベッドを叩き叫ぶ、アスカ。 「アスカ!」 アスカの叫びに、シンジはやや驚いたような表情を浮かべ、彼女を見つめた。 「ミサトさんには、アタシだけのミサトさんでいて欲しい!! あんなのミサトさんじゃないわよ!!」 「アスカ・・・」 アスカにとってのミサト。 少し?だらしのない家族。陽気なお姉さん。上官。 ・・・そして、母親。 そう、4才の時に、母と死別したアスカにとって、ミサトは母の温もりを感じさせる存在であった。 だが、加持とキスをしている時のミサトは、母ではない一人の女。 そんな彼女に、アスカは拒否反応を示してしまったのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 しばらく考え込んでいたシンジであったが、ややあって、ゆっくりと口を開いた。 「アスカ・・・。それもミサトさんの一面だよ」 「わかってる!! わかってるつもり・・・・。でも・・・」 「ねえ。アスカにとって都合の悪いミサトさんは否定するのかい?」 「え・・・?」 「それは、わがままだって思うけどね・・・」 「・・・・ウン・・・」 思いもよらぬ素直な反応を見せるアスカに、シンジは微笑を浮かべて肯いて見せた。 「そうか・・・。アスカも、自分が言っている事がわがままだって事に、気がついているんだね」 「・・・アタシ、聞いて欲しかった。誰かにアタシの叫びを聞いて欲しかったの・・・」 「ウン・・・」 「でね、シンジなら、アタシの叫びを受け止めてくれるんじゃないかって思ったのよ・・・。 ・・・でも、それって、シンジにとっては迷惑な事だよね・・・」 「そんな事ないよ。僕たちは家族であり仲間じゃないか。 ねえ、昨日、僕が言った事、忘れたの?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「忘れてない、忘れてないわ・・・」 昨日。 4日たっても、アスカとシンジのユニゾンがうまくいかない事に業を煮やしたミサトは、レイに白羽の矢を立て、ためしに、シンジとレイの組み合わせで、ユニゾ ン・ダンスをやってもらう事にしたのだ。 シンジとレイの組み合わせによるユニゾン・ダンスは、初めてとは思えないほど、息の合ったものであった。 この成果に、ミサトは、アスカとレイを入れ替える事を本気で考えてるような事を漏らす。 無論、本気ではなく、アスカの反発心をあおって、やる気を出してもらおうとの、ミサトの判断だったのだが・・。 しかし、そのミサトの言葉を真面目に受け止めてしまったアスカは、レイとシンジに罵声を浴びせて、トレーニング・ルームから飛び出してしまったのだ。 やがて、ネルフ本部の展望所に膝を抱えて蹲っているアスカを探し出したシンジは、もう一度、一緒にやろうと声をかけた。 最初は、拒否をしたアスカであったが、シンジの、「アスカ以外の人間と組むつもりはない」との言葉に説得され、もう一度、頑張ることを誓う。 そして、その後に行われた、ユニゾン・ダンスは、それまでの事が嘘のように、息の合ったものに仕上がった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「ごめんね、シンジ。おかげで、なんか、すっきりしたわ・・・」 「本当に?」 「え?」 「人間って、そんなに器用じゃないって思うけどさ・・・」 シンジの言葉に、アスカは苦笑して見せた。 「何もかも、お見通しって事か・・・」 「アスカ・・・」 「よし!」 アスカは、勢いよくベッドから起き上がった。 「シンジ、ユニゾンの練習をしようか!!」 アスカの言葉に、シンジは笑って頷く。 「O.K! 身体を思いっきり動かせば、すっきりするさ!!」 「じゃあ、いっくわよ!!」 そして、シンジとアスカは、一晩中、ユニゾン・ダンスを踊り続けた。 翌日。 朝になっても起きて来ないアスカとシンジに、怒り心頭となったミサトは、2人がいるツインのベッド・ルームに押しかけた。 プシュウー! 「ちょっと、いつまで寝てるつもり・・・・・。 ええええええーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」 ミサトは、床の上で、アスカに押しかかるように倒れているシンジの姿を見て絶叫した。 (ま、まさか、この2人、一線を超えてしまったのでは・・・・) 当然、この部屋には監視カメラが設置されていて、誰あろうミサトが監視役だったのだが・・・・。 昨晩は、二人のユニゾンが順調に進んでいる事に気をよくして、ミサトは管制室でビールを浴びるように飲んで寝てしまい、二人の監視を怠っていたのだ。 (マ、マズイわ・・・。まだまだ、子供だって安心していたのがいけなかったわ・・・。 これじゃ、保護者失格よ・・・・) この時、ミサトの脳裏には、減給、解雇、無収入、ビールが飲めない、という言葉が繰り返されていた。 「あああああああ・・・・・・・・」 ミサトは、肩を落として、扉を開けっ放しにしながら、ツインのベッド・ルームから離れていった。 が・・・・・・・。 しばらくたって、ミサトの耳に、アスカの怒号が飛び込んでくる。 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!! 何やってんのよバカシンジ!!! スケベ、変態、強姦魔、信じらんなぁーーーーーーい!!!!!!!」 「ご、誤解だよーーーーーーーー!!!」 「問答無用!!!!」 バチーンバチーンバチーンバチーンバチーンバチーンバチーンバチーン!!!!!!!!!! 「な、何ごと!?」 ミサトは慌てて、ツインのベッドルームに引き返した。 そこでミサトは、憤怒の表情でシンジに往復ビンタを食らわすアスカの姿を目撃する事となる。 「や、やめなさーい!!!!!」 数時間後。ネルフ本部発令所。 赤木リツコは、顔を顰めて、モニターに映し出されている、アスカとシンジの顔を見た。 バツの悪そうな表情を浮かべているアスカ。 そして、両頬に、見事な紅葉模様を散らばした、膨れっ面のシンジ。 「ミサト、どういう事なのよ・・・。これで、うまくいくの?」 「だ、大丈夫だってぇ・・・」 リツコの冷ややかな問いに、ミサトは顔を引きつらせて答えた。 「ま、彼らを信じるしかないだろうな」 リツコとミサトの背後に陣取っている加持が、飄々と言った。 <ねえ、シンジ、まだ怒ってる?> おずおずと、アスカがシンジに話し掛けた。 <怒ってるよ・・・> <や、やっぱり・・・> 「おいおい、シンジ君、いい加減に機嫌を直したらどうだい」 加持が笑って、シンジに話し掛けた。 <そんな事言われても・・・> 「シンジ君、君は何者だい。エヴァンゲリオン壱号機のパイロットだろう。 君には、やらなくちゃいけない事があるんじゃないのか。 私情をはさむ余地はないんじゃないのかな」 <加持さん・・・・> 「アスカちゃんだって、悪いと思っているんだから、いつまでも拗ねてるものじゃないぞ」 <・・・・・・わかりました、加持さん。 悪かったね、アスカ> <シンジ・・・。ううん、アタシこそ、アンタの事、何度もビンタしちゃって、ゴメンね・・> <もういいよ。そろそろ、使徒が動き出す頃だからさ。 アスカ。僕達なら、きっとうまくやれるよ> <ウン・・・> そんな、アスカとシンジの会話を聞いて、ミサトは安堵の息を漏らした。 「フー、なんとか、収まったみたいね」 それから、数刻後。 イスラフェルは、活動を再開した。 「おいでなすったわね! ミュージック・スタート!!」 ミサトの号令と共に、訓練期間中聞かされた音楽が流れ始めた。 壱号機と弐号機は、見事に息の合った動きを見せ、攻撃を防ぎつつ、2体のイスラフェルに迫る。 <<ウリャアアアアアアーーーーーーーー!!>> ジャンプ一閃、壱号機と弐号機のユニゾン・キックが、見事、2体のイスラフェルのコアを砕く。 次の瞬間、2体のイスラフェルは爆発した。 「おっしゃあ!!」 発令所のミサトは、大きくガッツ・ポーズをとった。 ところが・・・・・。 爆発が収まった後の、スクリーン上に、折り重なるように倒れている、壱号機と弐号機の姿を見て、発令所の面々は、唖然とした表情を浮かべた。 「着地、ミスったわね・・・」 一人冷静なリツコの言葉に、発令所の面々は、苦笑を漏らした。 <シンジ・・・、アンタねえ・・・・・。 朝、アタシを押し倒しただけじゃ足らなかったわけぇ・・・> <な、な、何を・・・> <エヴァに乗ってまでアタシの事を押し倒さなくちゃ、気が済まないの!!!> <ご、誤解だよ!!> <誤解も六回もないわーーーーーー!!!> 「あらら・・・・・・・・・」 言い争いを始めたアスカとシンジの様子に、ミサトは呆れたような表情を浮かべた。 と、この時、司令塔のゲンドウが口を開く。 「・・・どういう事かね、葛城君。朝、押し倒したとかどうとか言ってるようだが・・・」 「え、司令・・・・。その、これには・・・」 「葛城君・・・・。監督不行き届きだな・・・・・」 「い・・・」 ミサトには、ゲンドウの言葉はまるで、地獄の底から響いてくるように思えた。 「減給三ヶ月だな・・・・」 「そ、そんな!」 ゲンドウの宣告に、瞳をうるうるさせるミサト。 そんな中、尚も、アスカとシンジの言い争いは続く。 <そうよ! よーく考えたら、アンタ、あの加持の弟子だったわね!!> <な、何で、加持さんが出て来るんだよ!!> <アンタ、加持に、正しい女の襲い方でも習ったんじゃないの!!> 「お、おい・・・」 妙なとばっちりを受けそうな気配を感じ、加持は顔を引きつらせた。 <アスカ!! いくら、アスカでも許せないぞ!!> <何が許せないっていうのよ!!> <加持さんを悪く言うな!!> <何であんな奴を庇うのよ!! あんな・・・。 エレベーターの中で無理やりキスをするような奴、アタシ、絶対許せないわ!!!> ピシィーーーーーーーーーーーーーー!!!!! アスカの言葉に、一斉に硬直する発令所の面々。 それは、司令塔のゲンドウと冬月も例外ではなかった。 「な、に・・・・・・・・・・・・・・」 震えながら、言葉を搾り出すゲンドウ・・・。 「か、加持ならやりかねん・・・・・」 カクカクと機械的に肯く冬月。 もちろんアスカは、加持とミサトがキスをしていた事を言ってるのだが、そんな事が、発令所の面々にわかるはずもない。 この時、誰の頭にも、14才の美少女に無理やりキスを迫る30男の映像が浮かんでいた。 「許さん・・・・」 ようやくゲンドウは硬直から脱し、勢いよく立ち上がった。 「諸君、何をしているのだ!! さっさと加持を拘束しろ!!」 ゲンドウの怒号に、発令所の男子職員は慌てて加持を拘束した。 ガキガキガキ!! 「し、司令!」 加持は、顔を引き攣らせて、司令塔のゲンドウを見上げた。 「フッフッフ」 ゲンドウは、ニヤリ笑いを浮かべながら、メガネをグイッと上げた。 「現時刻を持って、加持リョウジを破棄。 目標を、第19使徒、ロリコン・カジと認定する」 「な、な!」 加持の顔は青ざめた。 「葛城君・・・」 ゲンドウは、ミサトに視線を向けた。 「ハ、ハイ」 「命令だ。第19使徒、ロリコン・カジを殲滅するのだ!!」 「ハッ!!」 ミサトは、ゲンドウに敬礼をすると、ギラついた視線を加持に向けた。 「か、葛城・・・・」 「フッフッフ・・・・・。 くおのロリコンぐわーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」 「ご、誤解なんだーーーーーーー!!!」 ゲ(ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!) 注>これより先は、規定違反になりますので割愛させて頂きます。 その頃、アスカとシンジは、共にエントリー・プラグから外に出て、談笑していた。 「ゴメンね、シンジ。アタシ、なんだか興奮しちゃって・・・」 「いいよ。でも、あの言葉には驚いたけどさ」 「ああ、あれ」 アスカは、テレ笑いを浮かべた。 「ウン。エレベーターの中で無理やりキスしたとか言っていたから、一瞬、僕、加持さんがアスカにキスを迫っていたのかって思っちゃったよ。 でも、よく考えたら、加持さんがエレベーターの中でキスをしていたのは、ミサトさんだったんだよね」 「そうよ。大体、アタシみたいな子供に、加持さんが手を出すわけないじゃない」 「でも、アスカは魅力的だもの。僕、あせっちゃったよ」 「魅力的って、アンタ、アタシの事、口説くつもりなの?」 アスカは、悪戯っぽい笑みを浮かべて、シンジに問い掛けた。 「え、僕は、そんなんじゃ・・・。その事実を言っただけで・・・」 「やっぱり、口説いてるじゃない」 「え、え、え」 「・・・でも、アンタになら口説かれてあげてもいいわよ」 「え・・・・」 この時、アスカとシンジは、発令所の惨劇を知らなかった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「・・・・ご、誤解、なんだ・・・・・・・・・・・、葛城・・・・・・・・」 【END】
【後書きという名のお詫び】 駄作者、マダマニアウサです。 旅人さん。ホーム・ページ開設、おめでとうございます。 そして、このような駄作を投稿してしまい、申し訳ありませんでした。 でも、比較対照としては、いいんじゃないかなーと、思ったりもしますが。 (これ以下の作品は、まずありえないという事で・・・・) それでは、今後のご発展をお祈り申し上げます。
<こめんと〜兵バージョン〜> レイちゃん:・・・(これは何?誰かの陰謀?) アスちゃん:シンジはアタシの叫びを受け止めてくれたのね・・・(うっとり) レイちゃん:・・・(私は出てこない・・・アスカは碇君といい感じ・・・これは差別?) アスちゃん:シンジったらもう、『魅力的だ』なんて!!!(ばしばし)本当のことでも照れちゃう!!! レイちゃん:(ぴきっ)あなたのセリフで・・・人一人が傷ついたわ・・・ロリコン呼ばわりされて アスちゃん:(ぎくぅっ)そ、そう言えば何でおじさまが怒ってるのかしらね? シンちゃん:どうやらここでは父さんはアスカの父さんになってるみたいだよ。 アスちゃん:えぇっ!おじさまが!?あたしのお義父さんに・・・ レイちゃん:字が違うわ アスちゃん:そ、そんな!まだあたしたち中学生なのに!でもでも、アタシならいつでも・・・ レイちゃん:・・・(怒) シンちゃん:・・・は、あははは(汗)
マダマニアウサさんから初!の投稿作品です。 このお話は、「The Epistles」にて連載中の素晴らしい作品、「Remember 14」の設定で書かれています。 アスカとシンジの立場が逆だったら?という作品で、アスカの気持が丁寧に描写されている名作「Remember 14」。 この作品の素晴らしい文章力を見て魅力を感じ取られた方は是非!読みに行ってください。 そして、素晴らしい作品を送ってくれたマダマニアウサさんにどうか感想のメールを!!! P.S:この作品は一回改良されております。マダマニアウサさんの情熱に感服。 マダマニアウサさんのメールはこちらへ!!!
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