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亀父ライセンス再発行へ JBCに要望書

 セコンドライセンス無期限停止中の亀田史郎氏
 セコンドライセンス無期限停止中の亀田史郎氏

 東日本ボクシング協会は15日、東京・水道橋の後楽園飯店で定例理事会を開催し、セコンドライセンス無期限停止中の亀田史郎氏(44)の処分解除の要望書を日本ボクシングコミッション(JBC)に提出することを決定した。近日中にもJBCに要望書を提出し、JBCによる倫理委員会が開かれ、ライセンスが再発行される見通しだ。

 4日に亀田ジムが東日本協会に史郎氏の処分解除の要望書を提出し、この日の理事会にかけられた。東日本協会の大橋秀行会長によると、16人の理事が出席し、賛否を保留した協栄ジムの金平桂一郎会長をのぞく15人の理事が満場一致で賛成したという。

 07年10月に史郎氏がライセンス無期限停止処分を受けた経緯として、東日本協会主導でJBCに要請したこともあり今回、東日本協会がJBCに要望することで史郎氏のライセンス再交付の可能性は高い。早ければ3月27日の興毅の初防衛戦までに史郎氏の処分が解除され、「亀田トレイン」が復活する。

 大橋秀行会長は「あくまでもライセンスの発行はコミッションなので、倫理委員会の決定を待ちたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。一方、意見を保留した金平会長は「今、うちは亀田ジムさんとの問題がありますので、賛成も反対も差し控えさせていただきました」と話すにとどまった。

(2010年3月15日)
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