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長谷川、メキシコ製グローブ「効く」

 スパーリングで気迫をみせる長谷川穂積(右)=神戸市の真正ジム
 スパーリングで気迫をみせる長谷川穂積(右)=神戸市の真正ジム

 「WBAバンタム級タイトルマッチ」(4月30日、日本武道館)

 王者・長谷川穂積(真正)が15日、11度目の防衛戦に向けて神戸市の真正ジムで本格的にスパーリングを開始した。今回から初めて使用するメキシコ製グローブについて「薄いし軽い。オモチャに近い感じですね」と感触を口にした。

 相手陣営の強い要望を受け、メキシコ製の使用を余儀なくされた経緯はあるが「ウイニング(日本製)に比べると余計に効くと思う」と気持ちは前向き。国内最多タイとなる世界王座6連続KO防衛へ向けて“最終兵器”とする構えだ。

 この日は右構えを相手に4ラウンド。残り1カ月半で100ラウンド以上をこなしていく。「厳しい試合になると思うけど相手よりも自分の技術を上げること」。激しい打撃戦を覚悟している29歳は、まず自身との闘いに挑む。

(2010年3月16日)
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