- 前の記事
- 次の記事
「らきすた」住民票の売り方
- 2010.03.15 17:00
人気マンガ『らき☆すた』の舞台として有名な埼玉県鷲宮町は、1市3町の合併により3月23日から新「久喜市」になることが決まっている。この閉町を記念し、町では昨年12月31日より、『らき☆すた』キャラクター画像入りの特別住民票を1枚300円で3万枚売り出した。ところが、閉町を目前にした今も7500枚が売れ残り、廃棄処分になる可能性があるという。
特別住民票は2008年4月にも第1弾として1万枚発売し、約4カ月かけて完売した経緯がある。そのため、閉町3カ月前に3万枚も作成したことに、ネットでは「公務員は予測がヘタだな」「だからお役所仕事は」と見積もりの甘さを指摘する声が上がっている。『らき☆すた』は『ハロー・キティ』などとは違って、限られた人に深く愛されるキャラクター。そういう“商品”には旬の時期があるのに、それを見誤ったのが敗因との声も。
現地に行かなければ買えないシステムからネット販売に切り替えればすぐに売れるとの意見はかなり多かった。ほかにも「少なめに作ってオークションでプレミア価格が付くようにすればよかったのに」「地元の女子高生に握手付きで売ってもらえば」「半分は婚姻届にしておけば売れたんじゃ」など、ネットには販売に関するアイデアが数多く書き込まれており、興味深い。
もっとも3万枚作って残り7500枚なら「元は取れているのでは?」と推測する人もいる。甘い予想でこれだけ売れたのだから“御の字”なのかもしれない。
(ぽこ)
「「らきすた」住民票の売り方」を引用してココログに投稿
(トラックバックは編集部が公開するまで表示されません。)