米・トヨタ車急加速問題にでっち上げ疑惑 運転手の説明に疑問呈する報道相次ぐ
アメリカ・カリフォルニア州で3月8日に起こったトヨタ車の急加速問題で、でっち上げ疑惑が浮上した。「ブレーキが利かなかった」との運転手の説明について、「矛盾点が見られる」として、疑問を呈する報道がアメリカで相次いでいる。
この問題は3月8日、男性がサンディエゴの高速道路でトヨタのプリウスを運転中に急加速し、減速できないと訴え、警察に通報したもの。
しかし、アメリカのメディアは、この男性が破産していたことなどを紹介し、また、「ブレーキが一定時間、全力でかけられた形跡は見つからなかった」という捜査関係者の話を伝えるなどして、男性の説明の矛盾点を指摘している。
この男性の弁護士は、「訴えも起こしてないし、慰謝料を求めてもいない」と、「でっち上げ」との疑惑を否定している。
(03/15 12:25)