性的暴行:英会話学校経営の米国人逮捕 女児数十人被害か

2010年3月15日 11時25分 更新:3月15日 11時59分

 福岡県内で英会話学校を経営する米国人の男(69)が、教え子の女児に性的暴行をしたとして県警が逮捕し、捜査していることが捜査関係者への取材で分かった。男の自宅から押収した600本以上のビデオテープから、数十人に性的暴行などをした疑いがあるとみて、県警は関与の有無を追及している。

 捜査関係者によると、ビデオテープの映像を分析したところ、男が十数年前から教え子らに性的暴行やわいせつ行為を繰り返していた疑いが浮上した。被害者は主に小学生だったとみられる。薬物などを使用した形跡はないという。

 県警は今年1月、女児にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反(淫行(いんこう))容疑で男を逮捕(処分保留)し、家宅捜索でテープを押収。2月に児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)容疑で再逮捕し、3月に起訴された。男が撮影した映像が外部に流出していないかも含め慎重に調べている。【江田将宏】

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