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政界を舞う鳩山邦夫氏の原点

2010年03月15日
ノンセクション

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【私のお宝】15日、自民党を離党し、新党旗揚げに意欲を見せている鳩山邦夫元総務相。鳩山氏はかつて本紙「私のお宝コーナー」(2008年11月)で趣味の蝶の華麗な世界を熱く語るとともに、貴重なコレクションを公開してくれた。 政界の嵐の中に飛びたった鳩山氏の行き先は〝華〟なのか──。

【2008年11月26日付 東スポ・EN楽(エンラク)面「私のお宝」コーナーから抜粋】
趣味は蝶…祖父の遺伝でしょうね

鳩山氏が蝶に興味を持ち始めたのは6歳頃のこと。
「東京の自宅の庭と軽井沢の別荘で網を持って、蝶を追っていた記憶があります。祖父(一郎氏)が蝶(の研究)をやっていたので遺伝でしょうね。祖父からは音羽の家(現鳩山会館)で、オオムラサキが飛んでいたという話を聞きました。超(蝶)美人だから、ほれて当たり前ですよ」

 単なる蝶の収集家ではなく、研究と飼育に情熱を注いでいる鳩山氏。現在は多忙を極めるため、3種類ほどの越冬幼虫を自宅の庭で飼育している程度だが、体力のあり余っていた30〜40代には、常時30〜40種類もの蝶の繁殖を行っていた。
「オオウラギンヒョウモンを300匹飼育していたときは、フンの掃除やエサ替えなどで、最低でも1日に2時間。週に1度は8時間もかけないといけなかった。そのころには選挙も重なって大変でしたよ(笑い)」

世界的学者も一目置く蝶研究家

 鳩山氏の研究は世界的な蝶の学者からも一目置かれ、ある大手出版社はチョウの辞典を製作する際に、鳩山氏の標本を借りにくるほど。鳩山氏の協力によって絶滅を免れた蝶もいる。
最後に、鳩山氏にとって蝶とは?「人生に強力な彩りを与えてくれた舞姫たちだね。私の人生がモノクロだとすれば、それをカラーにしてくれた。80歳を過ぎても網を持って歩きたいね」

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