プロレス記者の独り言

取材歴25年の大ベテラン・川野辺記者のブログです。豊富な知識・経験をもとにプロレスの醍醐味を書き尽くします。

“大巨人”はナニも大巨人

スポーツ2010年03月15日 13:58 | フォルダ : 

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長いことプロレス記者をやっていて返事に窮したことが何度かある。ほとんどは酒席だが、妙齢なお姉さん方々から「レスラーのナニってさぞかし立派なんでしょうね〜?」との問いかけである。その言葉の裏には「あっちの方はとても強いんでしょうね」が隠されていることは言うまでもない。「ナニ」とは男性自身、一物のことであり、「あっち」とはセックスのことだ。 プロレスラーには冠というか、ニックネームが必ずついているが、ナニも全くそのニックネーム通りだったりする。例えば”大巨人”はナニも大巨人であり、”人間発電所””黒い魔神””人間キングコング”らはナニもそのものズバリであった。

 そんななか目ん玉ひんむかれるほどビックリだったのが、元ミスターUSAのボディービルダーだったT・A。全身鍛え上げた筋肉は一片のムダもなく、本当に惚れ惚れした。もちろんナニもどう鍛えたのか知らないが見事を通り超え、男が見ても気味が悪いほどのでかさであった。
 ボディービルダーの性(さが)であろうが鍛えあげた筋肉を見せることに快感を覚え、見られることを喜びとする。T・Aも例外ではなく、リング上でポージングを取るのを常としていた。それだけなら問題はないのだが、T・Aは控室でスッポンポン。よく通路に顔を出し、ナニも隠そうとはしない。
 体育館の女性従業員がT・Aのナニの大きさに恐れおののき気分が悪くなったり、卒倒したのは一度や二度ではない。まさに見られることの喜びなのかT・Aはただニッコリとするだけだった。
 そして人間離れした超立派なナニを持つT・Aの性欲は筆舌に尽くせぬほどだ。来日するにあたり、日本のリサーチをしてきたというT・A。どこで誰にどう聞いてきたのか本人も口を割らなかったが「日本では無料でナニの相手をしてくれる女性がいるというじゃないか。そこにオレを連れて行ってくれ」と毎晩、担当記者にせがみ続けたのだ。
 いくら「そんなとこはない」と説明してもT・Aは「あるはずだ」の一点張り。ひどい時は一晩中押し問答を繰り返したこともある。
 そんなT・Aが裸足で逃げ出すほどの大きさを持った男がいた。 (つづく)

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川野辺修のプロフィル 1973年入社。プロレス・格闘技取材歴25年以上。5000大会、5万試合以上を取材。テレビ朝日「ワー
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