核兵器持ち込みなど日米密約をめぐる外務省の調査結果の公表を受け、広島県原水協や被爆者たちは14日、広島市中区の原爆慰霊碑前に座り込み、密約の廃棄や非核三原則の厳守を訴えた。
57人が午後0時から約45分間座り込んだ。広島市立大広島平和研究所の浅井基文所長(68)も参加し、「密約の廃棄だけで問題は解決しない。日本への核持ち込みをなくすことが大事だ」と訴えた。
座り込み後、県原水協と県被団協は、非核三原則の法制化を求める鳩山由紀夫首相あての要請文を送った。
【写真説明】日米密約の廃棄を訴え、原爆慰霊碑前に座り込む広島県原水協などのメンバー
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