Korean Japanese

在日コリアンである私が日本、韓国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)について見て聞いて考えた事を日記につけて見ました。

日本がドイツから学ぶべき事

2005-05-08 23:38:09 | 北東アジア
日本では自虐的だと理由で歴史教育が見直され、「新しい教科書」が話題になっています。
一方ドイツでは歴代首相が謝罪するだけでなく、教科書にも負の歴史が記されています。それだけでなく、公共の場所にナチスの行為を記憶に留めるための施設等が存在する。中央日報【過去の歴史の反省、ドイツは進行形】参照(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=62467&servcode=400§code=400, http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=62504&servcode=200§code=200, http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=62702&servcode=200§code=200)。

ドイツには自虐史観は存在しないんでしょうか?このような教育で育ったドイツ人は自虐的なんでしょうか?
私はドイツに住んだ事がありません。が、アメリカ在住時にドイツ人の人たちと親しくした事があります。彼らを自虐的だと思った事はありません。というより自信満々で人によっては傲岸不遜だと思わせる人もいます。日本人の友達に言わせれば「彼らは今でもドイツは世界一だと思っている」とのことでした。

何故、ドイツ人は日本よりも「自虐的」に歴史を教えているにもかかわらず、そんな歴史教育が自虐的だと社会問題になったりしないんでしょうか?

一つには、一つの失敗で全てが帳消しになってしまうという日本人の考え方にあるのではないでしょうか。日本が本格的に他国と外交を始めたのは明治からと考えているのですが、200年しか外交の経験がないのだから、多少の失敗はしょうがないのではないでしょうか。たかが一回の失敗(大東亜戦争)でそれまでの歴史が亡くなる訳ではない。迷惑をかけたと思い「悪かったね」と100万回謝ったところで日本人が積み上げてきたものが消え失せる訳ではない。たとえ数回さらに失敗しようが、またやり直せばいい。失敗のたびに政府、国民は教訓を得なければなりませんが。

何回謝ったところで「ドイツ人は世界一」というドイツ人の傲岸さを見習うべきではないのでしょうか。ライブドアの堀江氏は「新しい教科書では何も変わらない」と言う趣旨の発言をしていました。彼の真意がどこにあるのかは分かりませんが、教科書を変えたから何かが変わるのではなく、日本人の考え方の変化の方がより本質的であると私は思います。
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13 コメント

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アフォですか (大韓帝国万歳)
2005-05-09 06:37:03
ドイツが日本より自虐的?
冗談だろ。「今度はイタリア抜きでやろう」とはよく聞くジョークだ。
ヒトラーはドイツの民主主義から合法的に政権を手にした上、戦局が悪化するまでドイツ国民は熱狂的に支持し続けた。
にも関わらず、奴らは戦後あれは独裁者がやった事として謝罪しながらも弁論ばかりしてやがる。
日本人は戦後も天皇や東条内閣だけのせいにしようとはしなかった。
ドイツ人が自信満々だって?当たり前だろ別物と思ってんだから。
朝鮮人がドイツ人は日本人より反省していると言うのは、大して知らないくせに希望的観測をしてるか反日の為の屁理屈だ。
そもそも同じ枢軸国だったというだけで比較する事自体気に入らん。
朝鮮人って人種はで〜きれ〜だよ。敗戦になった途端に被害者になりやがって。一緒に戦ってたくせに、ある日から突然3等国民の倭奴は道を開けろってか?
南北朝鮮の教科書によりゃ朝鮮は抗日戦争に勝利しただって?何処でどう戦ってたのよ?
連合国に裁かれた日本人が戦犯なら、同じく裁かれた朝鮮人のABC級戦犯は一体なんだ?
どうせ日本が戦勝国だったら大日本帝国マンセーとか叫んでたんだろ。反吐が出るぜ。
全てを責任転嫁して偉そうに外国に説教垂れてる高潔な民族はやっぱ違うぜ。
誤解されてるようですが。 (Korean Japanese)
2005-05-09 07:18:49
私の文章が稚拙で誤解されているかもしれませんので補足を。
私自身は日本が、ドイツが行ったされる行為と同等なことをしていたとは思いません。ただし、日本が日中戦争以降太平洋戦争終結までの間、中国や東南アジアで非難されるような事を全くしていないとは思っていません。最近の風潮では、今までの反動と思いますが、日本が中国や東南アジアで非難されるようなことをしていないという人もいます。なぜそう思いたいのか、そう考えたときにひとつの可能性として、日本人の完璧主義というか潔癖主義にあるのではないかと思い至ったのです。

最近いろんな方のブログを拝見すると、過去に日本が行った行為について自虐的にならず、なおかつ全否定もせず、客観的に述べられている方が多数おられるので、現在の反自虐史観も自虐史観同様過去のものになるものだと思っています。
こんにちは (nao_c/w)
2005-05-09 10:21:42
Korean Japaneseさん

チョットだけ、現代の先進国で中国・韓国も含めて、過去の歴史に非の無い国家など存在しません。そんな中でとりわけ日本が残虐な行為を行っていたのか?といえばそうでもありません。またとりわけ日本が過去を美化しているのか?といえば、それも違います。
また各国にはそれぞれの独自の文化・史観が存在します。そんな中で独とポーランドが和解できたのは、ポーランド人の叡智と政治判断及び地政学的要因によるものです。
そこで、日中・韓両国間において、日本が独の様に振る舞う必要もなく、中韓がポーランドの様に振る舞う必要も無いのです。そこには、漢民族・朝鮮民族・日本民族の固有の感情や歴史、国家観があるからです。民族固有の文化・価値観の自由は守るべきだと思いますし、そこを踏みにじってはいけないと思うのです。

最後に、
>日本が中国や東南アジアで非難されるようなことをしていないという人もいます。
これは、いたとしても極々少数だと思いますし、彼らとて、根本的には「当時の日本が、他国の植民地支配と比して、とりわけ非道かった訳では無い、むしろ良い部分もあったんだよ」という事を解って欲しいだけだと思います。
無題。 (失業者M)
2005-05-09 12:15:17
どーも。おいらは、ちょくちょく此処のブログをチェックしている生粋の日本人だ。
失業中につき暇なんで、コメントでも書いて消閑させてもらうよ。記事とは全然関係ないけどな。

おいらは十年も前に、在日朝鮮人と一緒に働いた経験があるんだ。パチンコ台を製造する大きな工場が隣町にあってな、そこでフリーターとしてバイトをしていたって訳だ。製造ラインの仕事がなくなると、今度は事務の手伝いを頼まれて、部品の納品を受け持っていた。トータルで、半年程その工場で仕事をしていたな。
事務をしていた時分、隣のデスクの人が在日朝鮮人で、その人とよくお喋りをしていたのを今でもよく覚えているよ。陽気な人で、一緒にいて楽しかった。部長さんも在日朝鮮人だった。最初は在日だと知らなくて、それが判ったとき、「なんだあ、在日ってフツーじゃんか」なんて思ったよ。同時に、それまでの偏見を反省したな。
けどなあ、テレビをはじめ、マスコミに出てくる在日ときたら、相変わらすカルトじみた反日民族主義が中心だな。そりゃ、在日コリアンの多様性が少しずつ明るみになってきているし、十年前と比べたって、状況は良くなってきていると思う。でも、鄭大均のような人がテレビの報道番組なんかで「強制連行は嘘」とか、自分の主張を言える状況じゃないよな。結局、反日の連中が優位のままだ。
テレビで自由に発言できないってのは大きな問題だと思うな。やっぱ、社会の雰囲気に影響を与えるものとしては、テレビが一番だと思うから。
こんな調子じゃあ、偏見持たれてしまうのも当然じゃないかな。在日を責めてる訳じゃないぞ。マスコミの姿勢に問題があるって言いたいんだ。
どうしてこんな風になってしまったんだろうね。
おいらは若い頃に、たまたま在日(素姓を表に出している人)と接する機会に恵まれたんで、概ね在日がマトモだと判っているんだけど、機会がなければ、在日に良い感情は持てないだろうな、本音の部分で。

んで、何が言いたいかって言うと、君(Korean Japanese)のような人間がこうして
ブログをやってるのは、有意義だと思う訳だ。ブログって、テレビ程に、社会の雰囲気に影響は与えないだろうけど、ネットをやる人間は多くなったし、ある種の力になっていると思うよ。

君は将来、日本国籍を取得するつもりらしいね。願わくは、日本人になっても、出自を隠さないで欲しいな。ブロク上だけでなく、身近な人間に対してもね。その方が、生粋の日本人(生粋って言っても、概念が曖昧だけどな)が持つ朝鮮民族に対する偏見を是正する
事につながると思うからね。

既にアンチコリアに染まり、朝鮮民族(帰化した人を含んで)に対して心を閉ざしてしまった日本人がいるけれど、そんな日本人ばかりでない事は判って欲しいな。おいらは君を応援してるよ。頑張ってな。

あーあ、なんか纏まりのない文章になってしまったな。まあ、おいらの気持ちだけでも感じ取ってくれたら嬉しいよ。

じゃーね。また覗きにくるわ。

ささ、仕事探さなきゃ・・・
コメントありがとうございます (Korean Japanese)
2005-05-09 22:24:03
nao_c/w さん

>そこで、日中・韓両国間において、日本が独の様に振る舞う必要もなく、中韓がポーランドの様に振る舞う必要も無いのです。そこには、漢民族・朝鮮民族・日本民族の固有の感情や歴史、国家観があるからです。民族固有の文化・価値観の自由は守るべきだと思いますし、そこを踏みにじってはいけないと思うのです。

そうですね。それぞれの国ににはそれぞれの事情がありますから。

>>日本が中国や東南アジアで非難されるようなことをしていないという人もいます。
>これは、いたとしても極々少数だと思いますし、彼らとて、根本的には「当時の日本が、他国の植民地支配と比して、とりわけ非道かった訳では無い、むしろ良い部分もあったんだよ」という事を解って欲しいだけだと思います。

日本人や在日でも極端な意見の方がマスコミ受けするし目立つので、そのような考え方をする人は思ったより少ないのでしょうね。日本が好きだから、執拗に日本を批判する人たちが許せない気持ちは理解できます。


失業者Mさん

激励のコメントありがとうございます。
普通に生活している在日の意見を表明する場としてはネットがいまのところ、一番ですね。既存マスコミは自分たちの主張を正当化する一手段として、極端な意見を採用する傾向がありますからね。
失業者Mさんのように人物本位で在日を判断してもらえるようになればと思います。
再補足 (Korean Japanese)
2005-05-09 22:39:09
改めて自分のエントリーを見て、書き足りてない部分があったので再補足です。

私は「100の質問への回答」で書いたように、日本はこれ以上謝罪する必要も賠償する必要もないと思っています。ただ、外交戦略上再度謝罪表明する場合があると思います。その時、日本国内で「日本はひどい国だったんだ」と自虐的になったり、「屈辱外交」だといきり立つ必要もないと言いたいのです。あくまでも外交上のものであると思えばいいと思います。「村山談話」が出された時、画期的だという意見と同時に「謝罪外交」だと批判するマスコミもいました。

ただ今回バンドンで開かれたアジアアフリカ会議で、小泉首相が行った「謝罪」について、かつて「村山談話」を批判したマスコミも含めて大方のマスコミが「非常に効果的なやり方」だったと批評していました。私が述べるまでもなく、日本でもドイツと同じように「謝罪も戦略的に行うもの」という認識が既にあるようですね。
あらららら (ponta)
2005-05-11 00:51:02
朝鮮はオーストリアを見習っていますか?
pontaさんへ (Korean Japanese)
2005-05-11 01:56:53
>朝鮮はオーストリアを見習っていますか?

どのような点を見習うべきか示して頂ければ議論が深まると思いますので、もし時間があればよろしくお願いします。
ドイツの評価 (摂津守)
2005-05-13 00:44:14
 ドイツはユダヤ人以外に対しては近年に至るまで謝罪したことはなく、自らもナチスによる被害者を装っている。ドイツの文化人といわれる連中は詭弁を弄してドイツの戦争責任に対する誠実さを主張し、ご丁寧にその対比として日本を利用している。しかし日本の戦後補償と対比して巷で言われているナチスによる被害者に対するドイツの個人補償の大部分はドイツ人に対するものであり、しかも最大の犠牲者である共産主義支持者はその補償から完全に排除されている。もちろん国家賠償はびた一文払っていない。
 また、日本軍の戦争犯罪にあたるドイツ国防軍による戦争犯罪(日本以上に酷い)は完全に無視され、その事実に異を唱えようものならドイツ国内で激しいバッシングにあう。(「国防軍の犯罪」軽視の中心人物はあのヴァイツゼッカー元大統領)もちろん教科書には悪のナチスに対し清廉潔白な国防軍として描かれている。ドイツ敗戦の日は「解放の日」としている。
 ドイツの犯罪のすべてをナチスに押しつけて、旧ドイツ国防軍の将官は戦後罪に問われることもなく、ドイツ連邦軍創設にあたり多くの旧ドイツ国防軍将兵が参加した。あまつさえ対ソ連戦略と絡めてアイゼンハウアーNATO司令官(後の米大統領)にナチスと国防軍を混同したことを謝罪までさせることに成功している。映画などで戦略的にナチス犯人説を広め、残りのドイツ人は良いドイツ人として印象操作を行っていた。
 慰安婦(日本と違い強制かつ犯罪的売春)問題もドイツ人はまったく問題としない。日本軍は強姦将兵を軍法会議で処罰し、強姦を防ぐために慰安所を設置したが、ドイツ軍は将兵による強姦を公然と黙認し、さらに国家的に慰安所も経営されていた。ただ、ドイツ人は慰安婦問題はどこの国にもあったことだから問題ないとして無視している。戦後ナチスの被害者として英雄視されるような人々も収容所内慰安所を利用していたため追求する声はドイツにはほとんどない。

 戦後日本と違ってドイツでは徹底した非ナチ化が行われ、戦争責任を問うたと言われているが、実際はゲシュタポ以外のドイツ人には形式的な審査の後非ナチ証明書を発行され、ナチスの過去の浄化が行われた。ちなみに西ドイツ発足時の外務省職員の66%は浄化済みの元ナチ党員であった。その他の官庁でも多くの元ナチ党員が戦後すぐに復権した。
 
 ドイツにとっては戦争犯罪=ユダヤ人ホロコーストであり、のこりの戦争犯罪や侵略責任はよくあるどこにでもある些細なことであると認識されほとんど話題にも上らなかった。共産党が非合法化されていた西ドイツでは日本のような「進歩的な」学者が活躍できる余地はなかった。

 1970年、西ドイツ首相ブラントはワルシャワを公式訪問し、市内にある「ゲットー英雄記念碑」に献花し、ひざまずき無言の祈りを捧げたが、実はブラントはその前にサスキ公園近くの「ポーランド人無名戦士の墓」にも献花したが、謝罪もひざまずきもしなかった。まるでポーランドに謝罪する必要がないかのように。
 ちなみに「ゲットー英雄記念碑」はユダヤ人だけを対象とし、ポーランド人犠牲者は排除されている。(ポーランド人でも知らない人が多いが。)
 その後の晩餐会でブラントはポーランド首相に
 「わが国民と私自身にとって、あなたの国民に与えられた大きな苦難、そして、また、わが国民が味わわなければならなかった重い犠牲について、痛ましい記憶を思い起こさせる日です。・・1939年以降の数年間は、比べるもののないもっとも暗い期間でした。」

 「わが国民が味わわなければならなかった重い犠牲について」
 
 とポーランドによるドイツ人被害者と、ドイツの侵略による犠牲者を同一視して、ドイツのポーランド侵略の相殺を試みている。
 ブラントの回想録によれば
 「ワルシャワへ向かうとき、600万人の犠牲者への思いが心にのしかかっていた。・・ワルシャワゲットーでの死の戦いへの思いが心にあった。・・私は、何も計画してはいなかった。だが、ゲットー記念碑への特別な思いを表現しなければならないとの気持ちを胸に、宿舎をあとにした。ドイツ史の奈落のふちで、殺された数百万の人々の重圧を受け、私は言葉で言い表せないときに人がすることを行ったのだ。」
 つまり、彼の「ひざまずき」は、ユダヤ人犠牲者のみに向けられたものであり、決して、「ポーランド侵略を含むドイツの戦争責任を明確に認めた」ものではなかった。
 ブラントはまた、
 「私は、ポーランド側を困惑させたようだ。あの(ゲットー記念碑にひざまずいた)日、ポーランド政府の誰も、それについて私に話しかけなかった。したがって、彼らも歴史のこの部分(ポーランドのユダヤ人迫害)をまだ精算してはいないのだ、と私は判断した。」
  と述べ、ポーランドに謝罪どころか、ポーランドの加害者性について述べている。

 そもそもドイツが隣国から信頼されている、過去の清算がされているとする日本を含むアジア諸国の見解は事実であろうか。現実は隣国も臑に傷持つ身であり、不用意なドイツ批判は自国の犯罪を露わにすることを知っているからではないのか。ドイツによって侵略されたポーランドは被害者であるが、チェコスロバキア解体の時にポーランドがスロバキアの領土チェシン地方をかすめ取った事実は表に晒したくない歴史である。また旧プロイセンからのドイツ人の追放は非人道的なものでありほじくられたくはない。そして、折角オーデル・ナイセ国境線を認めさせたので、下手に騒いで手に入れた利益も失いたくない。
 ナチスドイツの最大の被害者はソ連だが、そもそもポーランドを侵略したのはドイツと組んだソ連自身であり、その後の東欧での侵略を考えると藪をつついて蛇を出すのは得策ではない。

 さらに言えることはドイツがその国力を利用して弱小の被害国の要求をねじ伏せてきた事実である。
 西ドイツは東ドイツと国交のある国に対する補償を一貫して拒否し、冷戦終結後は連邦補償法の期限が切れているとの理由で拒否。EU加盟支持を切り札として決してチェコに補償しようとはしなかった。一方アメリカのドイツ企業に対する集団訴訟が民主党の支持を得るとすぐに総額100億マルク(5000億円)の基金を創った。ビジネス的に必要だと判断したからであった。
 EU加盟を望むポーランドは強国ドイツの支持を得るためにドイツ側の一方的に決めた「財政支援」を認め補償問題は決着したと宣言せざるを得なかった。一人あたま平均500マルク(2万5千円)の一時金。その時にドイツはクリントン大統領の後押しを受けたアメリカ在住のユダヤ人との交渉では一人平均30万マルク(1500万円)を払っている。
 
 思い出すべきは過去日本ではスイスは非武装中立の永世中立の平和国家だという神話が蔓延していた事実である。事実は重武装完全徴兵制の軍事国家であり、金融国家として国際的な犯罪に手を貸していた国であるということである。
 我々は知らねばならぬ、ドイツが過去の戦争責任を精算しているとの神話が欺瞞に満ちているということを。そして、その神話を一番信じているのがドイツ人である。

コメントありがとうございます (Korean Japanese)
2005-05-16 22:51:58
摂津守さん
貴重なコメントありごとうございます。

私には初耳の話もあり、勉強になりました。

ドイツが謝罪したのは主にユダヤ人で、他の国例えば旧植民地等には行っていないかあるいは行ったとしても少数であるという話は聞いた事がありました。まー他のヨーロッパ諸国も同じようなものですが。摂津守さんのコメントを改めて読むと、ドイツのダブルスタンダード(2重基準)は想像以上ですね。ある意味「感心」ししてしまいます。それでいてドイツ人は「過去の戦争責任を精算している」と思えるのは「お見事」としか言いようがないくらいです。ドイツのこのような行動やドイツ人の心境、そして周辺国が不満があったとしてもとりあえず「これでよしとする」のは、近年数世紀に渡って戦争を行い培ってきたヨーロッパの人たちの戦後処理の方法なのかもしれませんね。

しかしドイツのような2重基準丸出しの謝罪等は日本人の倫理観や道徳観では許しがたく、納得できないでしょうね。nao_c/w さんの仰るように現在の日本の価値観や国家観は日本の歴史の上に成り立っており、他の国と同じでありようがない訳ですから。
こんにちは (あい)
2005-05-17 10:47:15
最近の反日ブームに刺激され、朝鮮人、在日朝鮮人、朝鮮系日本人の本音ってどうなんだろう?ってのが知りたくて、ブログめぐりさせてもらってます。
題材が題材なだけに過激なコメントもつくこともあるかもしれませんが、負けずに頑張ってくださいね。
更新がいつも楽しみです。
コメントありがとうございます (Korean Japanese)
2005-05-17 15:22:01
あいさん、激励ありがとうございます。

過激なコメントを頂いたときは感情的になるのを抑え極力冷静になることを心がけています。でないと前に進めないような気がするので。

では、更新を。
Unknown (Japanese)
2005-05-29 21:47:53
>外交戦略上再度謝罪表明する場合があると思います

良識ある在日の方ですし
色々な意見があっていいものと考えます

しかし、私は韓中に対して「だけ」は
謝罪表明はすべきでないと思っています。
大衆感情として謝るべき事は謝るのは
日本人の文化ですが
中韓に対する場合だけは
謝罪する方法は得策で無いと考えます

もちろん朝鮮・中国の全ての人がそうと言う訳ではありませんが
一度弱みを見せるとトコトンまで押してくる国家ですから
適当にあしらって付き合う方が大切だと思います。

中韓を近代化した国家と呼ぶにはまだまだ早いんじゃないかと。
あと50年はまともに付き合うべき相手国では無いと考えます。

韓国は国定教科書にベトナム戦争に関する表記が1行だとも聞きました。

ドイツ云々言う前に
我々はベトナムに対しこれだけの謝罪と賠償をしたと言い切るカッコイイ国家に育って欲しいです。

スマトラ沖地震の義援金も日本に対抗し
ドンドンと積み上げたものの
結局払えず、コッソリと大幅値引きで払うそうですが
そんな子供国家に国際的な信頼など受けられるハズも無く恥を知って欲しいです


個人的推測ですが
韓国の金融破綻Xデーが近年中に起こると思いますし
自分で勝手に沈んで行く運命にあるのだから
我々日本人が韓国あたりに感情的になる必要も無いだろうし、意味が無いと思います。


最後に、私が思う日本の戦争責任ですが
他の先進国家と同様の罪はあると考えます。
首都からして焼け野原になり
世界初の原爆実験を受け
国外の財産は徴収させ戦争賠償金も支払いました。
ドロ水飲んで必死で金儲けに生きた我々の祖父母世代は充分に責任を負ったと思います。(在日朝鮮人も含む)
日韓基本条約を持って韓国との関係も
国家間で解決したと思う事のどこが不自然なのでしょうか?

戦争を美化するつもりはありませんが
日本は「戦後」をしっかりと生きてきました。

21世紀になった今も国際法が理解出来ない「ならずもの国家」を相手にする必要は無いです。


こんな私ですが朝鮮学校卒の
在日女子(北朝鮮籍:日本名無し)と
2年付き合っています。
もちろん結婚するつもりです。

今後も負けずに更新を続けて下さい。
同意出来ないところも多いですが
納得して考えが変わった面もあります。
自分個人の意見としてドンドン発言して下さい。応援しています。

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