14日午後11時半ごろ、大阪府和泉市富秋町の国道26号交差点で、ワゴン車と乗用車が衝突、乗用車が歩道に乗り上げて近くに住む無職有木忠夫さん(65)と妻智津子さん(65)をはねた。智津子さんは搬送先の病院で死亡し、忠夫さんも全身を打って重傷。乗用車を運転していた大阪市淀川区の会社員男性(23)も頭を打って病院に運ばれた。
府警和泉署によると、ワゴン車が右折しようとして、対向車線を直進していた乗用車と衝突したという。同署は、ワゴン車を運転していた同府泉大津市千原町2丁目、帝塚山学院大3年疋田勝也容疑者(21)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、同致死傷容疑に切り替えて調べている。疋田容疑者は同署の調べに「ぶつからずに行けると思った」という内容の供述をしているという。