橋下知事(手前)を先頭にスタートする市民サイクリスト=14日午前、大阪府の交野南IC付近、高橋正徳撮影
京都市伏見区と大阪府門真市を結ぶ「第2京阪道路」(全長28.3キロ)が20日に全線開通するのを控え、大阪府などが14日、一部区間を自転車で走るイベントを催した。計約2550人が参加し、快晴の空の下を疾走した。
北海道から沖縄まで1万1千人以上が応募。抽選で選ばれた人たちが、スポーツ自転車、競技用車いす(いずれも30キロ)、一般(10キロ)の3コースに分かれて走った。イベントを提案した橋下徹府知事も一般コースを走り、「気持ちよかった。大阪、関西の活性化につながる道路と確信した」とアピールした。その後あったウオーキングイベントにも約3千人が参加した。
第2京阪は、20日午後3時に未開通区間の枚方東インターチェンジ―門真ジャンクション間の16.9キロが開通し、全線がつながる。