(cache) 平野氏、うるま市沖合の検討明言 喜納参院議員が明かす - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 平野氏、うるま市沖合の検討明言 喜納参院議員が明かす

     米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、平野博文官房長官が同県うるま市の米軍ホワイトビーチ沖合埋め立て案の検討を明言していたことが14日、分かった。民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員が那覇市で記者会見し、平野氏と10日に首相官邸で会談した際の内容として明らかにした。

     喜納氏によると、平野氏はホワイトビーチ沖合の造成地に、那覇空港を拠点とする航空自衛隊那覇基地などの県内の自衛隊基地も移転する構想を提示。その上で、平野氏は「那覇の入り口にある基地全体が返ってくれば、県民も喜ぶのではないか」と述べた。

     ただ「鳩山由紀夫首相が何を考えているのかは、まだ分からない」とも説明。ホワイトビーチ沖合案は「自分の案だ」と付け加えた上で、地元自治体の首長や漁協などの反対も少ないとの認識を示した。

     平野氏は、空自那覇基地の移転について「(那覇空港の)滑走路から自衛隊がどけば民間使用が拡大し観光客も増える」と指摘。普天間移設の実現により在日米軍再編計画が進展することを挙げ「米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)以南の米軍基地も返還されるので、県民は満足するのではないか」と強調した。

      【共同通信】