委託実験では、生体エネルギー水を用いた壁紙糊から発散するホルムアルデヒドを主体とするガス状物質は水道水を用いた糊から発散する物質と異なる影響をアレルギー反応に与えることがわかった。
その影響は、水道水を用いた糊から発散する物質がアレルギー応答を抑制する方向性を持つものであったと言える。この結果は、アレルギー応答が生体にとって不利なものであるとするならば、生体にとって良いものであると結論できる。しかし、免疫応答の過剰な反応がアレルギー反応であるということを考えるとき、純粋な免疫反応に対する影響についてまだ観察していないので単純に結論づけることは時期尚早と考えられる。すなわち、同一条件で、生命にとって有益な免疫応答を抑制することなく、アレルギー応答が抑制されるならば、本当に生体にとって有益性があると結論出来ると報告されている。