(cache) スカイマーク機高度守らず 入力忘れ、接近はなし - 47NEWS(よんななニュース)
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  • スカイマーク機高度守らず 入力忘れ、接近はなし

     札幌発羽田行きスカイマーク機が自動操縦装置の高度入力を忘れ、管制官の指示より約1800メートル高い高度を飛行していたことが14日、分かった。他機との接近はなかった。

     衝突を避けるため、航空法は管制官の指示に従うことを義務付けており、国土交通省は同社に詳しい報告を求めている。

     国交省やスカイマークによると、同機は11日午後、着陸に向けて降下を要請。管制官は茨城県上空の無線標識を高度約4千メートルで通過するよう指示したが、同機は前の標識で設定した約5800メートルのまま通過した。

     高度入力は通常、管制官からの指示を聞いた機長が命じて副操縦士が設定。さらに2人で確認するが、手順が守られていなかった可能性がある。

     スカイマークでは自動操縦で飛行中の操縦室で、機長らが後ろを向き、客室乗務員と記念撮影をしていた問題が発覚し、副操縦士が諭旨退職。国交省から立ち入り検査を受けたばかりで、同社は「再発防止策を検討する」としている。

      【共同通信】