2010-02-08
■[ゲーム] オンプーナ
ネタバレあり!
未プレイの人は先にゲームをプレイしてから読んでね。
では語りましょう。
オンプーナは、制作時間のほとんどをテキスト表示システムの実装に持ってかれました。
あれがもし事前に用意してあったら内容にももっと凝ることができたでしょう。
ストーリーは、5日の生放送収録(+飲み会)から帰宅して風呂に入ってるときに必死こいて考えました。粗だらけですみません^^;
画面サイズは、前回の「XVの夜」が小さすぎて放送時の視覚的なインパクトが薄かった反省を踏まえて今回は360*360にしてみました。
BGMは過去に作曲したものを使用。効果音はすべてこのゲームのために新たに作りました。いずれの素材も落ち着いたらダウンロードできるようにしておきますね。
登場人物で一番最初に決まったのは当然オンプーナちゃん。
今回のために考えたオリキャラです。音楽の妖精ということでお願いします。
いやあ、「オプーナ」という文字は単純であるがゆえに被りにくく崩すのに苦戦しましたよ。
で、ゲーム内容で最初に浮かんだのは音楽ゲーム。音符つながりで。ビーマニっぽいやつね。
でもビーマニは過去にBM98という形で盛大にオマージュされていることを思い出して中止。三番煎じじゃさすがにつまらんからね。
というわけでオンプーナちゃんには急きょ死んでもらうことにwww
物語を面白くするためには誰にでも犯行が可能だったという状況を演出する必要があります。
そこで私が凶器に選んだのはこのボウガン。ピアノに組み込むというアイデアが降ってきてくれたおかげでなんとかお話が成り立ちました。
オンプーナちゃんにはトリックのためにボックスに入ってもらう必要があったので「クイズでどの鍵盤を叩いたか手元を隠すため」という表向きの理由を作ってボックスにぶち込みました。
死の瞬間が隠れたことでインパクトの強い演出も入れることもできて予想以上の大成功。
キャラの構成は、物語の謎を解き明かす主人公、主人公の聞き手役としてヤス、犯人当てのときにヤスに対抗できる存在として美樹本、時事ネタから小沢、個人的に大好きな「サラダの国のトマト姫」からの愛情出演でブドウ、むりげー裏テーマからオポーニョ、それに加えてオリジナルの両親2名といった具合です。
ここからは技術的な話。
実は、入力された言葉をセリフに反映させるのが地味に難しかったんです。
テキストはすべて最初に配列で組んでしまってあるので、プレイヤーが入力した文字列をセリフに入れようとするとき、
var texts=["犯人は"+getName()+"です。"];
と記述してあってもこの時点ではテキストフィールドは空なので、
犯人はundefinedです。
として格納されてしまいます。
これを上手く動作させるためには名前入力後に既存のテキストの内容を書き換えるか、新たな配列を宣言するなどしなければなりません。
前者のケースだと配列内のどの要素をいじるかを指示する処理が複雑になりそうな気がしたので後者の方法を採用。
一度その場で新たに作られた犯人の名前を読み上げるルートに飛ばしてから既存のテキストのいずれかにジャンプさせています。
あ、ここまで読んでくれた方、長々とお付き合いくださってありがとうございます。
オンプーナに関して私が語りたいことは以上です。
ではまた次のゲームでお会いしましょう!
えっ、まだなんか用?
ヒントをよこせって?
しょうがないなぁ、じゃあちょっとだけですよ?
一回しか言わないから、よく聞いてくださいね。
実は皆さんは既に一度重大なヒントを見ているんです!
もう気づかれた方もいらっしゃいますね?
そうです、このタイトル画面です。
え、何も無いって?
そりゃそうでしょう。
だって嘘ですもん。
むぎゃっ!髪は引っ張らないでください!
ただでさえ最近ちょっとキてるんですから!
今から本当のことを言いますから!
ヒント↓
そのまま犯人を当てにいっても証拠が足りず誰も追い詰めることはできません。
そこでまずは目撃者をあぶり出すんですよ!
有名な目撃者です。
さあ、あとはもう一人でできるもんなはず!