ツーバイ免震住宅
宙に浮く家 air免震という新しい地震対策を開発考案し、特許を取得したツーバイ免震住宅有限会社さんは茨城県を拠点とされてる建築設計会社さんです。地震による災害が多い日本で、いままでにない画期的な免震装置を考案開発し、特許も取得され、日本中に安価で安全な住宅が普及できるよう頑張っている建設設計会社さんです。
スポンサードリンク
air免震とは?
air免震(エア免震)とは、言葉のとおり【AIR】(エアー)、つまり空気の力を利用して、地震による揺れの力から家などの建物を守ろうとする免震システムみたいです。空気の力で家を地震から守るってどういうことだと思いますか? じつは、【宙に浮く家】にしてしまうようです。つまり、空気を一気に床下(基礎上盤部分)に注入してその力で家自体を地面から浮かせちゃうと、揺れている地面と接している面積はゼロになってしまうので、ほぼ地震の揺れの影響を受けない!というわけなのです。これってすごいアイデアじゃないですか?
air免震構法の仕組み
日本は地震が多い国ですから、いろんな免震システムの種類が開発されています。でも、ツーバイ免震住宅さんが考案した免震システムは「Air免震構法」。つまり、空気浮上式免震住宅なんです。空気の力でなんと家自体を浮かせてしまうことによって、接地面積がなくなってしまうので、地震の影響を免れる免震構造を作り出せるそうです。まさに究極の免震住宅ですね。
air免震装置のしくみ
Air免震装置は、地震が起きたことをセンサーが感知したら、瞬時に家の基礎上盤部分を空気の力によって約25ミリほど浮かせて、建物へ地面からの地震の揺れを伝えにくくするという今までにない画期的な免震装置です。この免震装置が動作するしくみは、タンクにたっぷり貯蔵しておいた空気を揺れを検知した時に建物の基礎底盤と基礎上盤の間に瞬時に送り込み、建物全体を地面から浮上させることによって、地震による揺れを吸収し、建物への揺れを伝わりにくくするという仕組みなのです。
つまり、普段は、地震センサーが常時監視している状態です。そして、いざ地震が発生した時には、地震センサーが働き、その揺れが一定以上の地震であると感知したら瞬時に、空気が流れる音と共に建物全体が浮き上がてゆきます。そして、地震の揺れが収まった後は、今度は位置戻し装置へ空気が送られてゆき、建物を正しい位置に調整しながら下降して戻してゆきます。ツーバイ免震住宅さんのホームページにある24ミリ上昇している写真は一見の価値ありですね。→ http://www.airmenshin.com/airmenshin-system.html
Air 免震のアイデア
Air 免震(空気圧浮動式免震)は実用新案登録、そして特許取得されたようです。でもどのようにこの画期的なアイデアが思いついたのでしょうか?それは揺れが建物に全く伝わらない事をヒントに考えられたそうです。地震が発生した時、もしも建物を宙に浮かすことが出来ていたらいていたらどうか?。。。つまり、地震が起きた時、ホバークラフトのように基礎底盤と基礎上盤の間にわずかな空気圧を吹き込むことにより、瞬時に基礎上盤を浮かせて、地震の揺れを建物に伝えずらくするという免震装置なのです。この免震システムなら建物の構造体が損傷を受けるということはほとんどありません。また何度地震が発生しても住宅の性能が落ちる訳ではないので、建物の強度の面で安心感が長く続くという嬉しいメリットがあります。
[このサイトはツーバイ免震住宅さんのHPより資料を参照させていただいています]
[http://www.airmenshin.com/]
スポンサードリンク