野球:金炳賢、韓国球界に復帰するとしたら?

 もし金炳賢(キム・ビョンヒョン)=サンフランシスコ・ジャイアンツ=が韓国球界に移籍するなら、どの球団に行くのだろうか。金炳賢が望んでいるKIAタイガースに入団することはできず、まずはネクセン・ヒーローズに入団しなければならない。

 理由は、2007年に実施された「特別指名」で当時の現代が金炳賢を指名したためだ。その後、指名権と関連する事項は、現代からヒーローズに譲渡された。したがって、指名権はネクセンが持つ。

 指名権の譲渡は禁止されている。ネクセンが他球団に放出したくてもできない。また、1年間はトレードができない。球団間の「不純な」取引を防ぐためだ。つまり、1年間はネクセンでしかプレーできない。金炳賢がネクセンへの入団を拒否した場合、韓国国内ではプレーできない。これについては金炳賢本人もよく知っている。

 特別指名の場合はシーズン中、ネクセンに限り、いつでも韓国球界に復帰がすることが可能だ

 韓国野球委員会(KBO)のチョン・グムジョ運営チーム長は、「以前、SKが創設された際にも、サンバンウルの指名権がそのまま引き継がれた。金炳賢が他チームに入団するためには、ネクセンが1年後にトレードをするか、放出するかしなければならない」と説明した。

シン・ボスン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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