ローカルニュース
大物続々投入へ 鳥取市長選 民主、自民が火花
2010年03月12日
鳥取市長選(4月4日告示、11日投票)に向けて、民主、自民の2大政党が火花を散らしている。県内では政権交代後、事実上の与野党対決となる初の大型選挙。現職の竹内功氏(58)=自民、公明推薦=と元朝日新聞記者の砂場隆浩氏(46)=民主、社民推薦=の一騎打ちが予想され、両党は無党派層の支持を広げようと、著名な「大物」を応援に投入しててこ入れを図る考えだ。今月中に相次いで決起集会を開き、参院選の前哨戦が本格化する。
竹内氏の陣営は19日に開く決起集会で、28歳の自民党のホープ・小泉進次郎衆院議員を招き、集会前には小泉氏と一緒にJR鳥取駅前で街頭演説する。
期待するのは「進次郎効果」だ。長崎県知事選では、小泉氏が20回以上も応援に駆け付け、逆風の中で自民候補を勝利に導いた。陣営幹部は「県内でも党が変わったことをアピールできるチャンス」としている。
出陣式には、同市と姉妹都市提携を結ぶ釧路市の元市長、伊東良孝衆院議員が出席する予定。伊東氏は昨年の衆院選で、北海道内の選挙区で唯一、自民党議員として議席を獲得した。
一方、砂場氏の陣営は、閣僚級の民主党幹部らを続々と同市に呼び込み、砂場氏を“援護射撃”。「政治とカネ」問題による逆風をはねのけたい考えだ。
現時点で応援が決まっているのは赤松広隆農相で、26日に県入り、27日は農業関係団体などを回る。「基幹産業の関係者から幅広い支援を得ることができる」と陣営幹部。28日の決起集会でも閣僚や著名議員を招く方向で調整している。
また、5日に市内であった小沢一郎幹事長の会見後、県連の川上義博代表は取材に対し「鳥取市長選で全国的な連敗を脱出しなければ。閣僚を土日曜日にも呼ぶよう要請している」と話している。
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