関口房朗氏、差し押さえで所有馬2頭が出走できず
競走馬の名物オーナーとして知られる関口房朗氏(74)が、所有する競走馬2頭を裁判所に差し押さえられていたことが13日、関係者への取材で分かった。
差し押さえられたのはJRAの松田国英調教師(59=栗東)が自厩舎で管理するフサイチセブン(牡4)、ザサンデーフサイチ(牡6)。特に前者は、10日に交流競走のGII・ダイオライト記念を制したばかりで、今後の活躍が期待されるホープ。松田調教師は同日、スポニチの取材に「自分の立場からはどうすることもできないこと。これからどうなるか、まだ分からないこともありますので、なんと答えればいいか…」と戸惑い気味に語った。
両馬とも現在は放牧に出ている。なお、JRAでは「(前略)差し押さえ、仮差し押さえ又はこれに類する処分を受けている馬は、出走できない」と定めている。
[ 2010年3月14日付 ]
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