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「大銀杏」移植 再生へ「成功率90%」

再生作業のため根元から3〜4メートルの幹部分で切断された鶴岡八幡宮の「大銀杏」。すぐ隣には移植用とみられる穴が掘られた
再生作業のため根元から3〜4メートルの幹部分で切断された鶴岡八幡宮の「大銀杏」。すぐ隣には移植用とみられる穴が掘られた
Photo By 共同

 神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で倒れた県指定天然記念物「大銀杏(いちょう)」の再生作業を進めている八幡宮は13日、根元から3〜4メートルの幹部分を切断した。早ければ14日にも約5メートル脇に移植する。

 八幡宮から調査依頼を受けた東京農大の浜野周泰教授(造園樹木学)は13日、現地で視察後に「移植する部分には水分や養分の吸収に必要な細い根が残っている。気象にもよるが、現時点で移植が成功する可能性は90%」と期待を込めた。

 残った根元に新芽が4、5本生えているのが確認され、浜野教授は「10年ほどかけて生育状態の良い部分を選んで育てたい」と話した。

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