岡山放送局

2010年3月13日 19時19分更新

閑谷学校で観梅の会


国の特別史跡に指定されている岡山県備前市の閑谷学校で、満開の梅の花を楽しむ「観梅の会」が開かれ大勢の人でにぎわっています。

閑谷学校は、江戸時代に建てられた庶民教育のための学問所で、国の特別史跡に指定されています。

正門の鶴鳴門の前の梅園には、およそ30本の紅梅と白梅の梅の木があって先月下旬ごろから花が咲き始め、今が満開です。

閑谷学校ではこの梅の花を楽しんでもらおうと13日と14日の2日間、「観梅の会」が開かれていて孔子像をまつる「大成殿」の特別公開やウォーキングなどの催しが行われています。

梅の花からは甘い香りが漂い、関西や四国などから大勢の人たちが花見に訪れていました。

閑谷学校の梅の花は、今月下旬まで見ごろが続くということです。