岡山放送局

2010年3月13日 19時19分更新

カナダカワウソのママにお別れ


岡山市の池田動物園で飼育され、人間で言えば100歳ほどの長寿日本一として親しまれたカナダカワウソの「ママ」が今月10日に死に、動物園では14日お別れの会が開かれることになりました。

カナダカワウソの雌の「ママ」は平成元年3月に岡山市北区の池田動物園にやってきました。
池田動物園によりますと、人間で言えば100歳ほどの推定23歳になり、国内で飼育されているカナダカワウソの中では長寿日本一として来園者に親しまれていたということです。

最近は特に異常もなく元気に過ごしていたということですが今月10日の朝、飼育係が死んでいるのを見つけました。
死因は老衰とみられています。
池田動物園の忠政智登士副園長は「23年間、来園者に親しまれていたので、残念です」と話しています。

池田動物園では14日の午前11時から、「ママ」が暮らした部屋の前で、好物だったアジを供えてお別れ会を開き、来園者とともに「ママ」をしのぶことにしています。