盛源建設が企業再生手続き申請

 施工能力評価58位の中堅建設企業、盛源建設が企業再生手続き(会社更生法に相当)を申請した。業界では、同社の企業再生手続き申請を契機に、資金難に陥った建設会社の連鎖倒産を憂慮している。

 盛源建設は8日、企業再生手続きを決定し、裁判所に申請書を提出したと発表した。企業再生手続きは裁判所の下で進められる企業の構造調整手続きで、過去には法定管理といわれた。同社の関係者は「負債が多く、金融機関に及ぼす影響が大きいたため、破産よりも企業再生手続きが受け入れられるものと予想している」と述べた。裁判所は、同社が存続した場合の価値が清算された場合よりも高いと判断された場合、企業再生手続きを進める。

 盛源建設は現在、七つの作業場で1747世帯規模のマンションの施工を進めている。大韓住宅保証の関係者は、「企業再生手続きや破産が決定されれば、分譲契約者の希望により分譲代金の返還やほかの施行者を選定し、工事を継続することができる」と説明した。

パク・ソンホ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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