フィギュア:キム・ヨナ、4月に韓国でアイスショー

 「フィギュアの女王」キム・ヨナ(19)が、8カ月ぶりに韓国のファンの前で演技を披露する。来月16日から三日間、オリンピック公園体操競技場(ソウル市松坡区)特設リンクで開催されるアイスショー「フェスタ・オン・アイス」がその舞台。キム・ヨナは昨年8月に同じ会場で、伝説のフィギュアスター、ミシェル・クワン(アメリカ)らと公演を行って以来、練習拠点のカナダ・トロントでオリンピックに向けて調整を続けていた。そのため、今回のイベントは、バンクーバー五輪で三つの世界歴代最高得点(ショートプログラム、フリー、総合得点)を更新したキム・ヨナが、金メダリストとして、韓国で初めて「女王の演技」を披露する舞台になる。

 キム・ヨナのマネージメント会社で、公演の主催者でもあるIBスポーツは8日、「韓国のファンが直接見られなかった、キム・ヨナの五輪でのプログラムを見られる舞台」と明らかにした。キム・ヨナが五輪で熱演した映画『007』シリーズのテーマメドレー(SP)や、ガーシュイン作曲の『ピアノ協奏曲ヘ長調』(フリー)を、五輪と同じか、若干アレンジして披露するという。

 会場の座席数は1万席程度で、入場券は今月15日から販売される。昨年の公演にも出演したイリヤ・クーリック(ロシア)、シェイ=リーン・ボーン(カナダ)ら、世界の有名スケーターが今年も出演する見通しだ。

 五輪閉幕後、1泊2日の日程で韓国に滞在し、トロントにとんぼ返りしたキム・ヨナは、世界選手権(3月27-29日、イタリア・トリノ)2連覇を目指し、コンディションを調整している。2000年代になって同大会2連覇を達成したのは、ミシェル・クワン(00年、01年)だけだ。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

【ニュース特集】バンクーバーオリンピック

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る