乗客全員が男性同性愛者のクルーズ船が釜山に

 乗客全員が米国の男性同性愛者という超豪華クルーズ船が釜山港を訪れる。

 釜山港湾公社(BPA)は8日、「米国の超豪華遊覧船『アザマラ・クエスト』号が22日午前7時、710人の男性同性愛者を乗せて、釜山港国際クルーズ・ターミナルに入港する」と発表した。乗客全員が同性愛者なのは、米国のある旅行会社が、同性愛者を対象としたプログラムを組んだためだという。

 乗客らは米国から飛行機で中国・上海に到着、現地を観光した後、20日にアザマラ・クエスト号に乗船し、10泊11日の日程で釜山を経て、日本、台湾、香港を回る予定だ。韓国では釜山や慶州を観光し、22日午後5時ごろ広島に向かう。

 「アザマラ・クエスト」号は、業界で六つ星クラスといわれる超豪華クルーズ船で、世界有数のクルーズ会社、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCC)のクルーズブランド、アザマラ・クルーズの船だ。

 BPAによると、同船は大型クルーズ船ではないが、乗客に対する乗務員の割合が多く、細心のサービスを提供するなど、差別化された高級サービスを誇るという。

釜山=パク・チュヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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