中国の鉄鋼メーカー躍進、世界の上位10社中5社占める

 中国の鉄鋼メーカーは、世界的な不況下でも生産量を大幅に伸ばしており、昨年の世界の生産量上位10社のうち5社を占めたことが分かった。08年時点では、上位10社で中国企業は4社だった。

 英国の鉄鋼業界専門メディア、スチール・ビジネス・ブリーフィング(SBB)によると、粗鋼生産量1位はアルセロール・ミタル(7320万トン)だったが、2位、3位には中国の河北鋼鉄(4020万トン)、宝山鋼鉄(3890万トン)が入った。

 韓国のポスコ(3110万トン)は4位で、昨年より順位を1ランク上げた。中国企業ではこのほか、武漢鋼鉄(5位)、鞍山・本渓鋼鉄(6位)、江蘇沙鋼集団(7位)が入った。中国鉄鋼メーカーの躍進は、中国政府による大規模な景気対策の結果と言える。

チョ・ジュンシク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る